**In my heart of hearts**
心の奥のこころ


2012年12月23日(日) 雑感と抱負

朝が普通にきてるよ。車が何事もなさそうに道路を走っている。ベットからおきだしたのは朝の8時を回ったところだった。目覚まし時計の乾電池がおかしいのか、時計がおかしいのかよくわからないが、針は動いているししばらくはまともなのに、いつの間にか時間は全く狂ってしまう。電池の新しいものを買ったほうがいいのか、何年も使わない電気をおろしたから?二つの時計がどちらもおかしいままで、目覚ましない寝起きを許している。早起きができないこのごろになっている。いつも自然と目が醒めたのに、今月荷は行ってすぐの夜勤で、ちょっと調子が乗らない始まり方をした。夜勤明けで歩き回ったりした分次の休日がだらだらと眠った前回を反省して、その日はおとなしく過ごして、疲れもあって、昼過ぎには眠りの中へ入った。夜勤になれない頃はだいたいそうだったけど、久しぶりにそのパターンへ。 しっかりぐっすり眠ったあまりに、目が醒めたら薄暗い朝を迎えていたようだった。かなりの時間で眠ってしまったんだなと思った。それにしても夜中などに目も醒めないなんて不思議な気もした。 机のまえで夜が明けるのを待った。8時になっても暗くて、天気のせいなのか、それとも終末の異変か?なんてことを一瞬考えたりする。 まだ今が朝の8時でなく、夜の8時だったことを気づくのにしばらくかかった。 頭の感覚がおかしいことがショックだった・・。 ほんとに大丈夫かな、これからの自分。 不安すら感じないほどの思考能力の低下というか・・。そんな卑下でなしに心を信じる気持ちが育っていると思うけど!

なぜか、それとも問題の流れでか、急に自分の仕事ぶりについてのことでここが変だ、自分のおかしなところだという事が腑に落ちてきた兆しがある。
有り難いものだ。 その気づきはかすかな言葉で胸の中にささやかれる。それを書き留めて捕まえておかねばと思いつつ、見送るのがまたいつもの悪い癖なのだ。 消えてしまう。その正直なささやきが。 どこかで嫌がっているのが分かる。それはなぜなんだろう。甘えを許されなくなるのがつらい。自分を律するつらさから逃げたいのだきっと。

机の向きと位置を変えたら生まれた空間。その空間が目にうれしいものだと知る。壁と自分との間の空気。それを愛するなんてことを知る。 やっと自分が殻を破れた気もする。 部屋をどうにか変えたいと思い始めたあの日から何年費やしたんだろう。 あれは、初めて韓国へ行くと決めた頃だった。2009年を迎えた年か。もうすぐ50才を目の前に意識していた頃で、更年期障害とか、リューマチの悪化とか職場での摩擦とか、いっぺんに押し寄せた時でもあったことを今思い出した。あれから3年たったのか・・。思えば本当に激変の出来事が連続するこの3年間だったわけだな。 今こんな静かな気持ちで迎える年末をひさしぶりのように思えていて、ここでまた感謝せずにもいられなくなる。 こうして、計らずして、先祖の位牌と視線が向き合う位置に今座る事になった。手書きの白木の小さな位牌と抹茶椀の線香立てがある。

年越しを迎えるまであと最後の一週間が始まろうとする。手を合わせていろんなことに感謝を捧げなければと思う。 深情けに注意というアドバイスを貰った事を思い出す。今私の心はとても静かだ。何も無い。縛りから解かれた。楽にしたい。 背伸びしたことを画策したって、見え透いている。初めからそれを隠している。母に一目でも会ってもらいたい。その願いを叶えてくれた弟に心から感謝する。私たちの歴史が変わった。毎年こんな時期に漠然と感じてきた心のもやもや。どこでどんな風にして暮らしているのか、心の奥の闇の中で揺らめいていた淋しさ、心配。今は消えていられる。これからさきどうなるのか、どうしたいのかと今は考えすぎる事を止めておかないといけない気がする。

気ままな一人暮らし。年末だからと何をするでもない。気楽さを享受したぶん自分の中に蓄積されていけない何ものかがきっとあるんだろうなと、そんなことまで損得勘定をしているような、いじましい自分なだけだ。
欠落したもの、自分以外の人との関係の築き。 これも小学生の時からのことだから、変えられないものがある。自分なりにやり過ごす事をしっかりと覚えこんできたわけだ。 ちいさな自己満足でこの年まで生きてきたものだ。それなりに感謝し楽しみ、満足し。 でも思えばそれこそ、3年前の年明けのころすぐだった。突然の激痛に驚かされた。左の手首の異常。その瞬間からその後の展開が始まった合図だったと実に鮮やかな出来事がある。

目に見えない背後の力と流れというものの存在。わかっているようで、本当はどこまで分かって信じているのやら。 この怠惰な今の瞬間。掃除もあとまわしにしたい。片付けにとりかかるよりも感情をなぞりながら言葉を編んでいくことを楽しもうとしている。 これでいいのか、許されるのか。何も怖がっていないのも、ちょっとね。

雪が降るとか言われていたのが全くはずれだ。 冬を忘れて良いくらいに気温は下がっていないようだ。ストーブをつけなくてもやり過ごせるなんて、足先は少しも冷たさに悲鳴なんてあげていない。

異常なる暖冬ではないのか、もう慣れっこで驚きも薄いものだ。
寒くなると、ちょっとは気も引き締まるだろうな。今日はお湯にでもつかりにでかけようかなと思う。 給料は下がったというのに一年以上過ぎて財布の紐が最近は緩んできているだろう。

この12月は新しいデジカメに始まって、ネットで買い物ばかりした。画面をあれこれと開いては覗き込む時間を費やす。福岡の街でのんびりとショップをみてまわるだけの時間もたびたび。そういえば会費をはらってブログを欠いてる人の話を聞きにでかけたりしたのだった。もう記憶から薄れてる。 ネットバンクの金利に魅力を感じて、口座作りでせっせと申し込みをしてカードを受けとり、毎日のように玄関には届け物で配達人がやってきた。

こうしてパソコンの前に座っているうちにまた、今日も一日が流れ去っていくな。 ほんの少しの気合を入れさえすればいいんだ。時間の使い方も考えて生きたいと思う。来年の抱負をここに。


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