**In my heart of hearts**
心の奥のこころ


2012年09月11日(火) 現実

今日は一時帰国している兄が、多分韓国へ帰るという日のはずだ。何を書こうかと迷っていたら、このことが浮かんだ。

まともに連絡取り合うような、付き合いにはならない兄妹だけど、心の中では、こうして思いがしっかりあることだけで充分だという確信もある。
結婚し、面倒を見る人がいる中で、小姑がしゃしゃり出ることもないのだという考えが支配する。そして、それが正しいと思っている。

弟もそうであって欲しかった。そうあるべき人だった。それが惜しまれる。そこで、こんな私でも、何か力を与えて上げられればと願った。ただ、その力はかなり及ばないものではある、というここが問題。 社会性の問題。

まず、この私自身がきちんと配偶者がいる、それなりの安定した人生をもっていること、学歴、いい仕事、いい生活。良い人間関係。 その上で初めて、姉としての包容力も感じてもらえるものなのだ。

誤魔化しで始めから、事を進めていることに薄々は自分でも違和感は持っていたけれど、自分の思い、甘い幻想だけで、なんとかしようとした。 

夢ばかり追うのは辞めにしようと思う。 母の前に3人が並ぶ。弟と母が親しく時間を過ごす。兄の家族と弟が仲良くする。 一速とびに私が描いた夢だった。

カード詐欺事件での被害者になるかどうかの分かれ目が2日後にはっきりするようだ。 彼女はいちおう要求どおり、約束を守ることを一筆書いて送っては来た。縁起の悪いできごとに関わった自分だとマイナスに考えがちなところをぐっと頑張って、プラス思考の努力の継続が必要だな。気を緩めるとすぐに、気持ちの迷路へ入っていくものだという事も学んだ気がする。

頑張らないといけない。自分を粗末にできない。卑屈にも傲慢にもなってはいけない。

そうだ、もうひとつ浮かんだ事。今日が、9・11という出来事がおきたひから11年を迎えるという事。 あの日を境に人類が次のステージへの幕開けだっただろうこと。 今日から12年目が始まる。 今朝も暑苦しい気温が体を包み、胸が苦しい。

いよいよ大詰めではないのか。 その日は突然に、やってくるのではないのか。 震災は全て、前日まで何事もない生活を当たり前にして過ごしているだけだ。 そして突然の未曾有の恐怖が降って湧くのだ。

今目の前にあったものが、恐怖の中で、一瞬にして失われるのだ。どうにも手立てはないのだ。突然の別れに呆然とするのだ・・。

覚悟はあるか・・。 昼だけではない夜までを含めて初めて一日が成るように、ただそれを経験するだけなんだと教えてもらっている。肉体が滅びようが、永遠に存在する魂の前で、何を恐れることがあるかということ。


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