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■ 当日(*^¬T*)
昨夜は結局1時に寝ました。 二次会の事や、花嫁の手紙、誓いの言葉、そして、両親への手紙。。。 そんなことをしてたら、親戚の相手もしないうちに深夜でした(^^;)
眠りにつくと、あっと言う間に眠りに落ちましたが、 起きる時間もあっと言う間に来てしまった。 起床は4時半。
美容師さんが来る5時半までに御飯を食べて歯を磨いて顔を洗って 化粧水だけ付けておきました。
そして、時間通りに美容師さん到着。 まずは足袋をはいてそして、化粧がスタート。 鏡のない部屋だったので自分がどんな風に変身して行ってるのか全然 分からないかった。。。(^^;)
角隠しは美容師さんが定番から、最近のモダンな物まで持ってきてくださっていて、 色打ち掛けがモダンな感じの物だったこともあり、かわいらしいピンクの花がついた 物を選んだ。
普段フットワークの軽いあたしが一番動けないなんて本当に不自由。(苦笑)
7時くらいにはプロのカメラマンさんがいらして、準備の写真や出来上がった 写真を撮ってくれる。
弟にデジカメでの写真も頼んだら、ビデオカメラとカメラとデジカメを持って 頑張ってくれていた。
従弟は、ちらっとのぞくんだけど、絶対部屋に入ってこない。恥ずかしいのかな?? 妹と従妹は、振り袖を着るためにばたばた。
8時くらいに、父親が今の商売を始める為に、あたしの小さな頃に修行に行っていた おうちのおじちゃんとおばちゃんが見に来てくれた。 それまでなんだか、実感がなく、いつも通りけらけらしていたあたしの瞳を まっすぐに見つめるおばちゃんの瞳を見て、はじめて涙が出そうになった。
そして、出立ちの時間が近づく。 きっと、今このときが親に挨拶するラストチャンスだと思い、 ばたばたとしていて、あたしが声をかけているのに、出ていこうとする父を 引き留め、弟に取ってきてもらっていた昨夜書いておいた手紙を渡し、 「今までありがとうございました。」と笑顔で言った。 そして、「えらく長い間お世話になっちゃって。。。」と、いつもの笑顔で 言ったつもりだったのに、涙が。。。母も、泣いて。。。
美容師さんにつけまつげは涙に弱いし、泣いたら黒く跡がつくから 泣いちゃ駄目よ〜!っていわれてたから、すごく慌ててしまった。
ちょっと直してもらって、落ち着いて、時間が来るのを待つ。 気が付いたら媒酌人さんに8時に来てくださいと頼んでいたのに、 8時20分。まだ来てない!!!!弟に電話をかけさせたその時 車が到着〜〜〜、間に合って良かった〜〜〜〜(^¬^;)
そして、8時30分予定の時間に出立ちしました。
長持唄を歌ってもらいながら、ゆっくりゆっくり出ていきます。
前日の天気が降ったりやんだりと不安定な天気で当日は雨を覚悟していました。 でも、実際は、出るその時から、太陽が差し込み・・・ とてもいい天気な中、出立ちしましたあ22。
用意するその前に、お仏壇に線香を挙げて、二人のおじいちゃんとおばあちゃんに 拝んだから、天気にしてくれたのかなぁ??なんて思いつつ。
雨が降ったときのために蛇の目を用意してありました。 降らなくても、風情があり、そして、カメラでの撮影時に顔の写りが良くなるとのこと。 美容師さんが後ろから差して歩きました。
道中、近所の方々に混じって友人がちらほら。 その人達には笑顔を向けてしまいましたが、花嫁姿の時は、笑顔は駄目なんだそうです。(^^;) おすまし顔がよろしいそうで・・・
そして、花嫁タクシーに乗り込みます。 花嫁タクシーって言うのは、普通のタクシーと違って、少し、天井が高く、 扉の他に左側の後部座席の天井の部分が上向きにぱかっと開くタクシーです。
それに乗り込んで、走ること、40分。 彼の実家へ到着。 まずは、その地域の入り口のうちで昆布茶が出され、タクシーの中で一口いただきました。 そして、もう少し、彼のうちに近づいて、そこからタクシーを降り歩きます。 また長持唄を先頭に歩きました。 このとき、送りの歌から迎えの歌と歌い手さんも立ち位置を走って入れ替えて 一人二役をしていただきました。
家にはいると、なんだかばたばた。あたしは座ってたけどね。 兄さんの袴の結び方やなんかがちょっと違ってたみたいで美容師さんに 直していただいたりしました。
兄さんちは知り合いの着付けの出来るおばさんにお願いしたようです。 ただ、美容師さん曰く、どうしても、こういう日は時間の短い中 大勢の着付けになるし、着物は着付けられても、袴はしたことなかったりと、 ちょっと着付けが出来る素人さんだと、大変な事になることもあるとのこと。 お金はかかるけど、ちゃんと美容師さんや結婚の着付けになれてらっしゃる方に 依頼するのが無難と言うことでした。 実際、お義姉さんとお義母さんの着物もかなりいろいろ直してはりました。
そして白無垢に着替えて、出発〜〜〜 時計のない部屋だったから、気が付いたら時間が過ぎてて焦った〜(^^;) 式場に10時半にはいるのに、片道30分はかかるのに、もう10時5分!! 駄目じゃん・・・・兄さんちは時間が気にならなくなってはったようです。
慌てて、タクシーに乗り込んで、式場へ〜〜〜何とか、10分遅刻で到着。
ついたらすぐに写真撮影。 写真屋さんに、遅れてるから!!!と言われまくって、ちょっと焦る。 もう一組の式の方々が親族の記念写真を撮られると言うことで、 すぐに式のリハーサル。。。。
そこで、発覚!!!御媒酌人さんに渡しておいた式の最後の締めの「婚姻宣言」 の台詞を書いた紙を御媒酌人さんはしっかり忘れていらっしゃったとのこと〜〜〜(T_T;) さすがにあたし、ちと切れ気味。(苦笑) 「あれしかないんです〜〜〜」ってことで、 式場担当者に急いで、教会式の台詞をもう一度用意してもらって、 それを自分たち用に手直しして、写真撮影の合間に何とか、完成させてお渡ししました。
そうこうすると式場担当者が、あたしに近寄って、あんなに打ち合わせたのに 入場と、ケーキカットのBGMを忘れてました!!何にしますか?っていわれて。。。。 これは彼が担当なので、「彼に聞いていただかないと分かりません〜!」で済みました。(^^;) 結局彼も適当で〜って言ったようです。
ほとんどあたしがやってきたから、当日、あたしが一番ばたばたするのに、 こういうフォローも自分でしなきゃでちょっと大変だった。
親族写真は色打ち掛けでしたけど、 いすに腰掛ける深さが深めで背もたれにはもたれちゃ駄目で 腹筋と太股がめちゃくちゃ痛々でした。 美容師さんに緊張してはったねっていわれたけど、いえいえ、(^^;) あちこち痛くてでも姿勢を保たなきゃでそんな顔だったのよ〜
ほんでほんで、 そこから、もう、すぐに迎賓でした。 白無垢を着て、会場前にある金屏風の前に媒酌人さんと、両親、 そして新郎新婦で並びます。 次から次にいらっしゃるお客様に頭を下げてたら、すごくぺこぺこしている 花嫁さんになってしまった。(^^;)これはしょうがないかな? 来ていただいたのはみんな感謝感謝だから。。。
そして、いよいよ式開始です。 本当は式は色打ち掛けでって予定にしてたんだけど、 会場内の高砂の横の金屏風裏にて髪飾りの早変わりを予定していて、 せっかくだから、ついでに白無垢で式して、色打ち掛けに早変わりしては?? って美容師さんに言っていただいたので、そうすることに〜
入場のBGMは和っぽい幻想な曲をかけていただきました。 入場し、式開始。司会者からの説明から心配していた、媒酌人の新郎新婦の紹介。 (普段挨拶になれていない方なので滑舌が悪く、もごもご言ってらっしゃいましたが、 それ以外は全然大丈夫でした。ほっと一安心。)
そして、婚姻証明書への署名。指輪の交換〜
席について、親族代表挨拶。
実は、ここでハプニング!!新郎親族代表の名前を間違われたんです。(^^;) 途中で変更があったんですが、変更前の方を呼んでしまわれました。 慌てて直していただきましたが・・・
彼側のご親族は「普通?」に、ご挨拶されました。 前にお義姉さんの時のビデオを見せてもらったけど、そのときと同じ挨拶。。。(苦笑)
そして、新婦側は父方の伯父でした。 伯父さんはそれは言ったら〜〜〜って、内容でした。 何かと言えば、8年前になくなった祖父のこと。
あたしは、父方の親戚の中で一番上の女の子であり、 2人しかいない女の子のうちの一人、そして、もう一人は妹です。 ようするに父方の親族の中で女はうちの兄弟だけ。 母方を会わせても、女は3人だけ何ですよね。 なので、父方母方ともに祖父はあたしの花嫁姿を楽しみにしてくれていました。
母方の祖父が母の兄(長男)が病気でなくなって力を落としているとき 父方の祖父が励ます言葉は「ちょむの花嫁姿を見るまでは元気に頑張りましょう」でした。 母方の祖父はその2ヶ月後に亡くなり、父方の祖父はその2年後に亡くなりました。 父方の祖父の葬式の時、伯母さんはあたしに、「亡くなる前日にね、ちょむの花嫁姿の話をしてたわよ」って言うんです。 その当時、相手のなかったあたしは、「おじいちゃん、もっともっと待ってくれなきゃ・・・」って思ってた。
そして、8年経った今日、ようやくなんです。
伯父はそのことをスピーチしてくれました。 あたしは、祖父のことを思って涙があふれました。 つけまつげが〜〜〜〜〜〜〜!!!って焦りましたが、 花嫁姿を楽しみにしていてくれた祖父のことを思うとどうしても。。。
しかし、しんみりしてばかりいられないのが結婚式。
その後、少しして、母に手を引いてもらい退場です。 まっかな目をした母が、手を引いてくれました。
お色直しは、まずはWDです。とっても素敵なブーケが来てました。 思っていたとおりの物!!!前髪を横に流してシャープな印象の頭にベール。 着てみて思ったのは、こんなに素敵なら、最後の衣装をこれにすれば良かった!!!とちょっと後悔です。
彼と二人で入場し、各テーブルでの写真撮影です。 親族の席で気が付けば、写真撮影やビデオでうろうろしていた弟があぶれています。 従兄弟達の席で写るように言いました。
本当に弟は一生懸命動いてくれていました。
そして、高砂に〜ここでケーキカットです。 お兄さんはナイフを手にふざけますが、あたしはそれどころじゃなくて。。。(^^;) ここで、困ったのは、ケーキカット後カメラに目線を・・・って事でしたが いっぱいありすぎてどこ見るの〜〜??って感じ。(苦笑) 同じタイミングに同じ方向をちゃんと見ていたかちょっと心配です。
この後は、高砂で席に着きました。 そのときスタッフの方が新郎新婦の膝にナフキンをおいてくれました。 そして、あたしに「たべてくださいね」と、ひとこと。。。。(^^;) 実は、ここに至るまで飲み物食べ物すべてに手さえ付けていなかった。 手を付けたのは乾杯の時のシャンパン一口のみ。 でも、この後もほとんど手を付けることはなく。
友人スピーチ。二人ともとても良いスピーチをしてくれました。 二人とも高校時代からの友人です。 そして、その後、新郎伯父さんの詩吟があり、新婦従妹のバイオリン。 (愛の挨拶と、ガボットという曲でした) 彼が言うには従妹は顔だけ真っ赤っかだった。ってことです。
そして、終わった後、またしても退場。今度は父と〜〜〜 父のうでは、固くなっていました。あたしが、ついて行ってるようで 実はあたしが誘導してたみたいな。(笑) 母が「お父さんかちかち!!」って笑ってました。
退場の後、母も出てきて、記念写真を撮りました。
そして、今度は、CDに〜〜〜頭は今度はかわいらしい感じ。 入場はキャンドルサービスです。
説明を受けたのは、各テーブルに行ったらまずは、一例そして、組んでる腕をほどいて あたしの手を彼の手に合わせて彼の左手はあたしの腰に〜そして、着火。 順番が不安でぶつぶつ言いながら各テーブル回ります。 うちの両親の席では父親が「何もいたずらしてないで〜」と笑い、 付けてみると、つきません。。。(^^;) まさか、親族席で芯が濡らされてるとは思わなかった。(苦笑) どうやら伯父がやったようです。
しかも、それはその席だけだったり(笑)
後で思うのは、もっとゆっくりゆっくり回れば良かったかな??ってこと。 もっとお話しすれば良かったなぁ〜〜〜。 担当の方も時間はかかっても良いって言ってくれてたのに。。。う〜ん残念。
そして、メインキャンドルに点火。 お兄さんはこのときBGMの切り替えが下手やったと、不満げでした。
この後は、席について、彼の友人のカラオケ〜 ここで、さっきカットしたケーキが出されました。
あたしは、これだけは食べたくて〜〜〜〜3口だけ食べちゃった。 共通の友人があたしが食べたのを見て「あ!!」って顔して、 ケーキをおっきな口でほおばってるのにはめちゃくちゃ苦笑い。
そして、カラオケが終わると、新郎のカラオケタイム〜〜!! 高砂から降りて、ミスチルの「Everything It's you」を歌ってくれました。 あたしは並んで彼の歌を聴きました。
ここまで来るともう大詰め。 後は、彼の姪っ子と甥っ子に花束をもらって、 プレゼントを返す。 甥っ子はまだ2歳で良く泣く子。 大丈夫かな??って心配だったけど、 4歳のお姉ちゃんに背中を押してもらって 泣かずにあたし達のもとへ。そして、花束をもらった。 お姉ちゃんはあたし達にお母さんに言うように言われて 練習した台詞を言ってくれる。プレゼントしたら、 きっといつもならありがとうって言える子なんだけど、 そのときはその台詞しか頭になくて、プレゼントをもらって もう一度、同じ言葉を繰り返してたよ。(*^¬^*)
素敵な黄色のドレスを来た姪っ子ちゃんはとってもかわいらしかった。
この後、いよいよ花嫁の手紙タ〜〜〜イム!!! 絶対泣くと思って実はCDでの入場時にはつけまつげをはずしてあったんだけど、 マイクを新郎が持って手紙を読み上げる前に深呼吸して、読んだ。 途中泣きそうになったけど、踏みとどまって全部読んだ。 両親への言葉、兄弟への言葉、そして彼の御両親とお姉さんご夫婦へ の言葉を読みました。
そして、両親への花束贈呈です。 花束だけじゃ〜〜って事で用意していた、額は笑顔や本舗さんで 名前を入れてもらって作った詩が書いてある額。 司会者よりその説明をしてもらってから贈呈。
あたしが、彼のお母さんに花束、そして彼があたしの父に額 そして、あたしが母に花束。彼がお父さんに額。
母の目は真っ赤でした。
披露宴もクライマックス。 両家代表で彼のお父さんが挨拶して、その後、彼が挨拶。 一応読み上げる用の紙も用意してたけど、彼は覚えていたそうで、 読み上げずに言いました。
退場して、お客様を送り出します。 サンクスギフトのクッキーを入れるかごは式場にあって、それに入れて配ります。
みんなに渡して、いよいよ終了〜〜〜!!
終わった後、両親と記念撮影、そして、友人ともうつしてました。
なんか、すごくあっと言う間で・・・夢見心地すぎて、実感がない。
二次会のために頭を作り替えてもらって、ホテルのロビーへ 二次会に出席の友人達と話したりしてました。
みんな仲良しの友人ばかりだから、誰とも話したいけど、 誰かとしか話せなくて、ある意味忙しかった。(^^;)
ここで、二次会の担当者が式の時高砂に飾っていた花が 二次会に来るって聞いてたけど、まだなんだって連絡があり、 式場の担当者を捜すんだけど、見つからなくて、そわそわ。
結局、その花はないそうで。。。。
担当者からは、裏に下げていたのを花屋が間違って持って帰ってしまった って説明をしてもらったけど、会場から出てくるお客様みんなが花を たくさん持ってたし、下げ忘れて、お客様が持って帰ったんじゃないの?? っておもったりして。
二次会のスタートはCDを来て、彼と腕を組んで螺旋階段を下りて入場。 そして、ケーキカットもどきをやって、パーティスタート。
あたしはようやく食べられる〜〜!!って、軽食のピザと唐揚げをぱくぱく。 う〜〜〜〜〜〜〜ん!!幸せ〜〜〜♪
二次会も進行役をやってくれた友人達がイベントのセミプロみたいな 人たちだったから、安心して任せられた。 彼も、終わってみて、思ったよりいい雰囲気で良かったって。 どうやら、どんなドンチャンになるかって不安だったみたい。(^^;)
ドレスからスーツに変わってゲームに参加。 一位の商品である商品券はゲットした人たちからもらっちゃったり、 なんだか、笑いの絶えない状態で終わりました。
1日緊張もしなかったし、主役の座を自分なりに楽しんだ1日って感じ。 お兄さんは、スポットライトを浴びてとても緊張?恥ずかしかったらしい。 あたしは全然平気やったなぁ〜(苦笑)
2次会終了後、急遽3次会に行くことになり、せっかくのフランス料理の フルコースやったけど、ばたばたっと食べて、お出かけしました。 そのときにはもう、ジーンズのいつも通りのラフな格好で・・・ このときもまだまだ眠くないでやんの。(苦笑) 結構タフなのか?それとも、単にまだナチュラルハイなだけなのか??
ホテルに戻って、大風呂に入って、そのまま寝ることに〜〜〜 長い1日だったけど、本当に短い1日だった。
2001年12月01日(土)
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