空中楼閣

2004年05月22日(土) 某日、詩を書く。

 
声に出して読む事を酷く嫌がる。
帰宅したので朗読しようと思う。
 
 

もう 後戻りは出来ない
立ち止まる事はあっても
振り返る事は 絶対に許されない
 
きっと 忘れる事は無い
だけど思い出す事も無い
それは絶えず 傍に在るのだから
 
もし 時を戻せたとして
過ちを繰り返すのだろう
僕は罪と共に 君に出逢うだろう
 
 
時を刻もう
僕等の行く手に待ち受けるものが
例え 屍の山だとしても
 
 
好きなように詩を書く。
その指示に、苦しみながら産み落とされた物。
逃げるように帰った君が残した物。
何を伝えたいのだろう。
誰に伝えたいのだろう。
私に伝わる日が来るのだろうか。
 
 
カチャリ。
 


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亨 [MAIL]

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