弱Sonファイブ
今週の週末は 隅田川の花火大会だったのね。 行ってもよかったんだけど 普段 オマンコオマンコ言ってるのに突然 愛を語るのもキモいので 丁重に辞退させていただきました。 そーゆーのは 彼氏と行けばいいのではないでしょうか? turn over さて今週もスタジオ。 今日はスタジオ練習のあと メンバーの親睦を深めるため 飲みの企画がありました。 飲みが終わって メンバーはさっさと帰るのに バンマスだけ帰ろうとしません。 これって哀しいね。 しょうがないので 2次会付き合ってあげました。 男二人カラオケ。 特に過ちは起きませんでした(笑) そのあとは 居酒屋で語り。 彼は もともとプロボクサーをめざしていて 米倉ジム通ってたそうです。 自分にはコネがなかったので 重点的に教えてもらえなかった だからプロになれなかった とボヤいてました。 演歌だねえ(笑) 加護さんは ただ聞いてるだけでした。 そしたら彼 突然 「僕ってモテないんでしょうか?」 って言ってきます。 いろいろあっても 結局そこかい!? 「いや、モテると思うよ。 でもブサイクにモテてうれしい?」 「いや、ブサイクはちょっと...」 「どんな子がかわいいと思う?」 「どっちか言うとかわいい系とか清純な感じです」 「バンドメンバー募集で 女の子のボーカル募集したらそんな子来ないの?」 「けっこう来ますよ」 「食った?」 「え?」 「セックスしたか?」 「いや、セックスはちょっと...」 「バンドをやるというのは 普通の人より若くてかわいい女の子に 出会える確率が高いの。 なのにそのチャンスを生かしきれてないから 自分はモテないんじゃないかって 思いつめてるんじゃない?」 「なるほど!」 「お前の悪いところは 音楽と女をごっちゃにしてるとこだ。 今のバンドを良いバンドにしたい、 その一方でボーカルの子と いちゃいちゃできればいいなーとか 考えてない?」 「考えてないと言えばウソになります」 「うん、正直に言ってくれてありがと。 お前がボーカルといちゃいちゃしたいから バンドリーダーの権力を使って ボーカルに良い顔をする。 男のメンバーはそれを見てるし ボーカルも見抜いてるよ。 だから飲み会やっても 他のメンバーにさっさと帰られるんだ」 「...」 「ちがうか?」 「そうです...」 「お前女どのくらいいないの?」 「去年の3月からです」 「1年半? それだったらかわいい彼女すぐにほしいだろう?」 「でも束縛されるのはイヤです バンド練習の時間が減るから」 「それは付き合ってから考えても間に合う。 心配ない。 それよりもうひとつバンドを作るんだ。 お前の彼女を作るためだけのバンド。 バックの演奏隊ちゃんとそろえて 女ボーカル募集かけろ。 歌唱力を見たいとか何とか言って カラオケに誘え。 そこでお前が口説けそうな子を ボーカルに採用しろ どうだ?」 「あ、それ乗った!」 「ツインボーカル制にして ボーカルには月1練習だって言うんだ。 そういうバンドを4組作る。 毎週スタジオに入ったら ちがう女ボーカルを月あたり8人回せる計算になる」 「うわー、それはすごい! で、加護さんベース弾いてくれるんですか?」 「協力してほしいの?」 「ぜひお願いします」 「たまには女回せよ」 「はい。 WINtoWINでいきましょう!」 「WINtoWINって何?」 「どちらも利益がある関係のことです」 「難しい言葉知ってんだなお前」 |