ムラカミ日記...ムラカミ

 

 

夜は浅く - 2003年10月20日(月)

意固地と云われたところでどうしようもない。
つつけばそれはすぐに頭を擡げて
この身体にみっしりと充満するのだ


変なところでヒューマニストを気取る割に
時折異常なくらいに情のない自分を見る

そこにはモラルや良心や人生論は一切なく
ただ吐き気と目の前がちかちかする程の倦怠感があるだけで

生きている価値のない人間などいないと
綺麗事を云っていても
あの生き物を見ると
全力で存在を否定したくなる
微塵も認めたくない

何故鳴いても鳴いても追いかけてくるのですか
どこまでいけばワタシを解放してくれますか
いつ消滅してくれるんですか

反吐が出る反吐が出る
もう喉の処まで


みっともないああみっともない

あれからどれだけ経ったか判らない位なのに
何処に出しても情けないまでに下らない自分がいる
何故こんなものを引きずって居るんだろう
自分からする饐えた臭いが不快で我慢が出来そうにない


嗚呼
此処でワタシが息づいていると云うことは
気が違ってしまいそうに無意味だ
逃げ場は
救いは
それだけなんだ。


...




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