2005年10月05日(水) |
第515話 深夜の散歩 |
ここのところ、季節の変わり目で仕事が忙しいです。
ノアの昼散歩はトイレだけになり、夜は私が力尽きてソファーで眠ってしまい、他の人間が散歩に連れて行ってる模様(模様かよ)。
しかしノアちんは「お母さんと一緒がいい」とまた言い出してて、全然歩かないらしい。
夕べもソファーで4時間ほど眠ってから起きだし、お風呂に入ってどろどろと眠ろうとしたんですが・・・。
ノアがちびたのところに行かず、私にべったりと体を預けるようにして張り付きました。 そして私の耳元で
ぺちゃぺちゃ ぺちゃぺちゃ ぺちゃぺちゃ・・・
静かにずっと前足の先を舐めている。
あー・・・
ストレスがたまってるんだね。 おかーさんが かまってやれないから、つまらないんだね。 ノアは足の先を舐めて心を落ち着かせる癖があります。
どろどろ眠いけど、可哀想になって声をかけました。
「ノアちゃん、お散歩行く?」
がばっと飛び上がり、くるりくるりとジャンプ回転するノア。 「ワン!」と言いそうになったので、「静かにね。ワンは言わないよ。」と諭すとハフハフいいながらお尻を高くして (早くいきましょう!)とお誘いのポーズ。
時計を見たらもう深夜の1時。 まあ、誰もいないだろうと思い、パジャマの上にトレーナーを羽織って下はパジャマのズボンのまま裸足でスニーカーをつっかけて出発。
歩き出したらすぐに雨が降ってきました。 「あー・・ついてないねえ。雨だよ、ノア。」
ノアは嬉しそうに私を見上げては尻尾をプリプリしながらやる気満々。 小さい公園でおしっこしたら帰るのかと思いきや、そのまま大きい公園へ。
夜は変質者が出るともっぱらの噂なのに、変質者さえいない深夜。 ノアは歩き、私を見上げ、笑顔で(おかーさん、楽しいね!)と言っていた。(ような気がした)
ごめんね、ノア。 明日は雨だけど、ちゃんとお散歩に行こう。
いっぱい歩いていっぱいお喋りしよう。 ちゃんとノアの目を見てお喋りしよう。 帰ってきたら抱っこしてあげよう。
30分ほどの散歩を終えて、足を洗ってやり、湿った体でお布団にもぐりこむ私とノア。
私に前脚を絡ませて一緒に枕に頭を乗せて眠るノア。 チューとかしながら眠りました(笑)
ノアは、今度は足を舐めずにすぐに眠りました。
|