2005年09月20日(火) |
第509話 やっとですか |
夏休み、冬休みなどの度にノアの日中の散歩をせっせと受け持ってくれる長男。
去年までは言うこと聞かないノアに泣かされたり、無視されたり、嫌がられたりと、まあ散々だったわけですが、今年の夏は少しその関係に変化が見られました。
夕飯を作ってる私の後ろに長男が来てウロウロしてるので 「なに?ご飯はもうちょっとだよ。」というと
「ノアちゃんがねぇ、僕が話しかけるといい笑顔で見上げてくれるようになったんだよ。」
「・・・・え?今までは?」
「今までは完璧無視されてた。」
長男不憫なり。(涙 ちびたなんかはあれだけノアに溺愛されてるのに、それが当たり前で嬉しくもなさそうなのに。
長男「でさあ、ノアちゃんはお母さんと歩いてると、しょっちゅうお母さんを見上げて笑ってるじゃん?」
私「うん。」
長男「ときどき、お母さんの手の甲に鼻でタッチしたりするでしょう?」
私「うん。」
長男「あれがすごくうらやましかったんだよ。そのうちあれもやってくれたらいいなあ。」
私「・・・・(不憫すぎる)」
普段、長男が本を読んでたりゲームをしてたりすると、(抱っこして〜)と甘えるノアですが、散歩の時にはずいぶん冷淡だったようで。
それがどういう風の吹き回しか、この夏は散歩のときでも長男を認めてくれるようになったらしいです。
やっとですか。5年かかりましたな。
ノアが年を取って丸くなったからかな。 長男が大人になってきたからかな。 今までの思いが通じたのかな。
どっちにしろ、よかったよかった。ほっとしましたよ。 長男との散歩を嫌がるノアと、情けなさそうな長男の顔を見るの、結構つらかったんだもん。
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