2005年04月22日(金) |
第447話 とても言えない |
お客さんで、もう子育てが終わった方が 「犬を家の中で飼いたいって奥さんが言うんだよ。」 とおっしゃる。
「まあ、そうなんですか(にっこり)」 と言うと
「でもね、この前友人の家に行ったら僕は考えが変わったよ。 全身がモップみたいな犬いますよね?目が隠れてるやつ。
あれが家の中でお姫様状態でさ。 家中どこでも自由に動いてるんだよ。
家中がかすかに獣くさいんだよ。ドアを開けた時からだよ? しかもリビングに大きい紙おむつみたいのが置いてあってね。 おしっこをそこでさせるらしいんだよ。
僕たちが遊びに行ったから犬が興奮しててねえ。 体をすり寄せてくるんだけど、よだれは垂らすわ毛が服にくっつくわ。
あんな生活、僕にはとても出来ないね。」
・・・・。ほほほー。
犬ラーだったらもう当たり前のことなんで、それに驚くことに驚く私。
そういやこの方には私が家の中でラブラドールと暮らしてることや、夜は抱いて寝てることやご飯の中にも毛が入ってたりすることや、その他もろもろを話したことなかったなーと。
トイレシートなんて何とも感じなくなってたわ、私。
でもね、その、もろもろの大変なことの向こうに抱えきれないほどの幸せが待ってるのになあ。もったいない。 山ほどのHAPPYがトイレシートの先に鎮座してるのになー。
ていうか、私の家の現状を、この方には口が裂けても言えないなと思いましたのよ。
あっはっは( ̄▽ ̄)
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