2004年12月20日(月) |
第401話 寄り添う黒犬 |
土曜日の午後、にわかに頭痛信号。 視力0.1の右目の奥から後頭部にかけて重い頭痛。 胃の辺りに偏頭痛から来る吐き気。
こりゃまいったなあ、と仕事が終わってから急いで家に帰る。
年に2〜3回くるこの症状、原因は疲れと肩こり。 ソファーに横になり「お母さん、めちゃ具合悪い。」と宣言。
寒気がするので一番分厚いコートを着たまま寝ていると・・・
ノアがやって来て顔を覗き込んだかと思うと無理やり自分もソファーに乗る。
「いやいや、ノアちん、狭いよ、きついよ、息ができないよ。」
横になってると頭痛がひどくなる気がして起き上がるとお膝に乗ってくる。
「腿が痛いし重いし!」 大声も出せず小声でたしなめて降ろす。
さらに寒気がするのでガスファンヒーターの前で背中をあぶりながら横になる。
おなかにぺったりと張り付いてノアが動かない。
んー・・・・。 私の様子がいつもと違うので心配なのかなあ?
心配して夕飯を買ってきてくれたり洗濯物を取り込んでくれたりとかいがいしい長男。
次男はといえば・・・ 「お母さん大丈夫?顔が青いよ。」といいながらも 宿題の合間にカメラで撮影している。(なんか違うでしょ、こら)
ノアを抱きしめて具合の悪さをこらえているうちにウトウトと眠ったらしく、気がつくと少し頭痛が楽になっていた。
心配して・・・くれてるんだよね?ノアちん。(笑)
私は月曜の今はすっかり元気になって、ノアといっぱい散歩してきました〜。
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