2004年10月11日(月) |
第372話 台風一過 |
小型で最強の勢力を持った台風22号が通り過ぎました。
「ほんとにくるのぉ?」 などと平和ボケしてた私ですが、続々と入るニュースにだんだん怖くなり、午前中で店を閉めて帰宅。
夜9時ごろ上陸と言う話でしたが、なるべくその前にノアトイレを済ませようとしました。
ところがこれが!
親の心子知らずで、不穏な空の下、ノアは(わーい、お散歩〜♪)ってな感じでどんどん遠くに行こうとするんです。
「違うから!ウンチョスしたら帰るから!」 そういうと不満そうな態度でしぶしぶ帰ってくるんですが、昼間から家族全員が珍しく揃っているために、ハイテンション。
(遊んでー!遊んでー!)と鼻息荒く家族にまとわりついて、気もそぞろな家族全員に迷惑がられてましたっけ。
午後3時ごろ、いきなり、ホントにいきなり風と雨が強くなり、6時半ぐらいまでは『家が飛ばされるかも・・・』という恐怖でみんなが無口に。
ノアはヘソ天で眠ってたんですが、たまに外で何かが転がる音がすると、出窓に飛び乗って外を眺めながらごうるるるるるるるるる・・・と唸ってましたっけ。
台風が過ぎ去った昨日の朝、公園に行くと驚くような光景が。 柳の大木が2本は横倒し。1本は真ん中から裂けてました。若い桜の樹も真っ二つ。
ノアは知らない場所を歩くかのようにすごく用心しながら匂いをかいで、ソロリソロリと歩いていたのですが、なぜか尻尾は肛門をふさいでいました。
「なんで?なんで尻尾を巻いてんの?」と聞くも、ノアはおどおどキョロキョロするばかり。 肛門腺をぴったりと尻尾でふさいで匂いを出さないようにしながら(つまり猛烈にびびりながら)(帰る!帰る!帰る!)と。
様子の変わった公園が怖かったのかなあ。
一体何がノアをあそこまで怖がらせたんだか。 尻尾を巻いたノアを、3年ぶりぐらいで見たよ。
(前回は雄鶏に追いかけられた3年前。笑)
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