2011年06月04日(土)
6月に歌う6月のうた
 | 2日連続の大須です。 いろんな文化が 入り混じっております。 ライブ前に夕食をとるため よさげなカフェを求めて うろついております。 |
 | なぜか甘味屋さんに 入ってしまいました。 お雑煮とぜんざいのセット 750円です。 |
 | 時間が余ったので 路地を散策しております。 結婚式の2次会の拍手が お店の中から聞こえたりしています。 ブライダルシーズンですもんね。 多いですよね最近。 私の友人も先日、知らない間に 結婚してました。 |
 | 私はいいんですよ。 私は自由と結婚したんですから。 なーんつってな! ところで何なんでしょうね、 このでっかい金玉は。 |
 | コメ兵のカメラ・楽器館に 入ってみました。 珍しい楽器はないかしら、と 探してたら 赤い花の絵が描かれた ガラスのフルートを見つけました。 あんまり鳴りそうになかったけど。 |
 | ライブの会場は 昭和ストアーと同じビル。 大須ういろ大須南店の隣です。 |
 | お店の名前は モノコト。 |
「6がつのうた」
マーガレットズロースのVo、平井正也くんと ふちがみとふなとの渕上純子さん、船戸博史さん。 3人のカフェツアーシリーズ「顔似てますツアー」 今年で3年目、私も3度目の出席。 去年と一昨年は岐阜で観てまして、 当然今年も岐阜で観たかったんだけど 日程がフラカンとかぶっちゃって。 そ、昨日だったんですよ。 というわけで今年は名古屋まで来ました。
お客さんの数は岐阜より倍ぐらい多いのに (それでも50人弱) ノリがおとなしめで拍子抜け。 去年の盛り上がりが凄すぎたかな。 お客さんの力って大きいなあ、って 自分いつもノリ悪いくせにごめんなさい。 みんな常連さんかと思ったのに 歌詞で笑ってる人が何人もいるあたり、 初めての人が多かったみたい。 隣にフランス人らしきカップルがいたんだけど 手拍子がまったく合ってなかったのはどういうこと。
平井正也くんの奥さんと子供二人も客席にいて 出番が無い時は息子の面倒を見ていて微笑ましかった。 息子、まだ1才半だっていうから仕方ないんだけど 時々ぐざって大きな声を出したりしたので 平井くんがおぶって外に出てあやしていて、 自分の出番になったので戻ってきて 息子を背中から降ろそうとしたら 渕上純子さんが小さな声で 「そのままで。」 「えっ?このままで?」 「そのままで。」 と、こそこそめにやり取りした後、本当に 子供をおぶったままギターを持って弾いたり歌ったり。 歌う時は片手で子供のお尻を支えられるけど ギターを弾く時は首にしがみつく子供自身の力のみ。 落ちないように身体を90度曲げて必死の平井君。 「息子がんばれ。」と後ろの席の女性がつぶやいてました。 長年、いろんな人の演奏を観て来たけど 子供おんぶしてる人は初めてみたなあ。 いいもの見せて頂きました。
あとは 真正面が船戸さんだったので ベースのテクニックに釘付けでした。 本当にものすごく!上手いんだもん。 ウッドベースって ストリングスでもあり、パーカッションでもあり 当然ベースでもあるので ベース一本で伴奏しててもバンドと変わらないような グルーブとか広がりとかがあってうっとりなの。 本人は大変だろうと思うけど。
渕上純子さんは とても心の強い人、という 勝手なイメージを持っていたんだけど それは鈍感というわけではなくて 感性はむしろとても敏感なんだと思う。 5月に福島に行かれたとのこと。 まだ言葉にはまとめられない、と言ってたけど 心を痛めていることが歌声から伝わってきました。
たとえば、誰が誰の悪口を言っていた、とか とても些細なことやどうでもいいことで 私たちが日々傷ついたり振り回されていることなんて この人の前では恥ずかしくてとても言えない、 彼女はそんな人。 きっと見えている世界が違うから(視力5.0ってほんとかな) すぐそこにいても話しかけることさえ出来ないほど 遠い存在に思えるのに、 まるで直接触れているかのように 体温を感じることが出来る不思議な人。
ラストの「6月のうた」のあと 平井息子が泣き出したと思ったら 平井妻も泣いていた。
+++++++++++++++++++++ 「6がつのうた〜顔似てますツアー」 平井正也ふちがみとふなと in 大須 モノコト
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この選曲でよかったのだろうか。
手を後ろに引くことで 身体が前に出ているように見せているそうです。
やっぱり、もう一曲。
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