MUSIC春秋
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 2009年05月14日(木)
多面性

2日連続の
早起きは無理だった。


栗Qのライブ中に
イライラするなんてねえ。
寝不足のせいかな。
そんな時に限ってまた長かったりして
曲もMCも。
まあそういうこともあるさ。

でも予定外だった2回目のアンコールで
メンバー全員が分厚い楽譜の束を
持って出てきた時は楽しかった。
「これこそが真のアンコールでありまして・・」
と言って、少々雑談もしながら
それぞれにがさがさと楽譜をめくり
近藤氏が「これ!」と一枚掲げて
みんなが「おお、じゃあそれにしよう」とにこにこ。
そのリラックス感もいいけど
何百枚もありそうな楽譜の束を一人として
ファイルに入れていないところも素晴らしい。

あともう一箇所、面白かったところのメモ。
川口氏が民族楽器の大きい太鼓をチューニングしながら
湿気でずいぶん変わっちゃうから苦労する
と話していた時、近藤氏が
「僕だったら湿度計を使ってきっちりデータをとって
 何%の時は何ミリ締める、とか・・・」と言ったら
栗原氏が
「そりゃさぞかしいい音がするだろうよ。
 でもそんな人と一緒にバンドはやりたくないね。」と。
おー珍しくキツイ発言、とビビったけど川口氏が
「もともとパブでわーっと演奏する楽器だからね。」って
フォロー(?)して丸くおさまったけど
それぞれの発言にいつもゆるゆるな二人の内面が露呈されて
(すでにその辺はだいたいわかってたけど)
面白かった。
人間て多面性があった方が魅力的なのかも。
それを絶対見せない人にも必ず別の一面があるはず。
たとえば小池徹平くんみたいな人にもきっとある
隠れた内面を見てみたいよね。



ツアー「夏から秋へ渡る橋」春編
/栗コーダーカルテット
in 今池TOKUZO

栗Qは15周年でTOKUZOは10周年。
今年はほんとに節目の人が多い年だね
なんかあるのかね。



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