MUSIC春秋
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 2008年10月25日(土)
また来年

名古屋の夜景に
浮かぶ私たち。


厚生年金会館が無くなったのは
本当に寂しいけど
会場が小ぶりになって
名古屋が2公演になったのは嬉しい。
1日目は普通に楽しんで
2日目は分厚い化粧の奥に隠れた
梅ちゃんの素の表情を探そう。

と思ったけどこれがなかなか。
化粧の厚さは半端じゃないし
歌姫は舞台運びに隙がない。
一心に見つめ続けて最後の最後。
昨日はアンコール2回目で
スタンディングオベーションになったというのに、
2日目の客といったら(私もだけど)
2回も3回もアンコールを続ける割には
最前列真ん中の一人しか立たなくて
それなのに何度も出てくる梅ちゃんが
気の毒な感じになってきた時、
4回目でやっと全員が立ち上がったから
不意を突かれたように一瞬、感動の表情が見えて
そしてまたすぐに笑顔に変わったところ
見逃さなかったよ。
いつもはスタンディングオベーションを強要して
ネタに使ってしまうから
本来のそれを味わう機会を失っているのかも。
梅ちゃんも演出家も計算しきれないハプニングを
楽しめるのが、
このライブに参加する醍醐味だよねえ。
よかったよかった。
今年も一緒に来てくれた友達に大感謝。

「楽しかったね。」
「うん、笑い過ぎて顔が痛い!
 来年も生きとったらまた誘ってね。」
「そういうこと言わないの。
 生きとるに決まっとるやろ。
 絶対また一緒に行ってよね。」

大丈夫だってば。いっぱい笑ったし、
梅ちゃんのパワーにびっくりして
癌細胞なんてみんな死んじゃったよきっと。 



WAHAHA本舗PRESENTS
梅ちゃんの青いパンドラの箱
/梅垣義明 杉浦哲郎(pf)
in Zepp名古屋(2日目)



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