MUSIC春秋
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 2008年07月16日(水)
ロッ栗

カメラを構えると
親鳥たちはすぐ逃げるのに
幼鳥だけぽさっと残ってるんですよ。
大丈夫かねえ。


最初の曲が終わったあと、
MCの最初のひとこと目にかぶせるように
2曲目のギターのイントロが始まった。
「今の曲は…ああ〜〜〜もう始めちゃうの?」と
慌てふためいて、ばたばたと譜面をめくり
楽器を持ち替えつつ曲紹介するリーダーと
その間、涼しい顔で楽しそうにギターをつまびく近藤氏。
進行を間違えたわけじゃなくてアドリブらしい。
一見余裕がないようで、実は
余裕があるからこういう遊びが出来るんだよねえ。
生モノならではのお楽しみ。

今回は二人のボーカリストをゲストに迎えて、
いつもとちょっと違う栗コーダーのライブでした。
透明感ある湯川潮音さんとのコラボは自然だけど
20代のロッカー、GOING UNDERGROUNDの
松本さんとの組み合わせは異色。
前もって想像できなかっただけあって実に新鮮でした。
いつもゆるゆるなメンバーの
ロック魂に火がついちゃったことは
ゲストが退場したあと4人に戻ってからの演奏に
非常にわかりやすく表れていて
これもまた生モノの素晴らしい所。



栗コーダーカルテット
ツアー「夏から秋へ渡る橋」夏編
/ 今池 ボトムライン



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