MUSIC春秋
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 2008年04月29日(火)
チャーミングな人

モッコウバラ


昨日のライブがほんとに良かったので
詳しい話をもう少し。

友部正人さんの歌は
まっすぐで力強くてそれから、
還暦近い大御所にこんな言葉を使うのは
失礼かもしれないけど
「かわいらしい」と思いました。

例えば『地獄のレストラン』の
  枕木はいつも電車の来ない方を向いている
  僕は枕木になりたいな
  隣の枕木と話してみたい
という風刺なのかメルヘンなのかよくわからない歌詞とか、
アメリカ人は日本にいる時は日本語を話せ
という強気なメッセージなのに
独特な歌い方がかわいく聴こえる
『Speak Japanese,American』のサビのフレーズ。
ギターを置いてアカペラで
『言葉がぼくに運んでくるものは』を歌う時の
リズムをとる手の動き(ダンスなのか?)と
「ぐーんぐーん」で表現される口ベース。
(注:ろべーす ではなく くちベース)
それから語尾に「ん」がつく歌い方。

どれも私にはとても新鮮で
初めて見る景色が目の前にどんどん広がっていくみたい。
客席も暖かくていい感じ。

なんだか
クセになりそうです。



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