「にこにこばかりもしてられない。」
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2006年09月18日(月) うなぎ

敬老の日だけど、今年はお義父さん、お義母さんの顔を見にいくことなく
うちでゴロゴロさせていただこうと思っていたら、
朝、お義父さんから電話。

ヒゲくんがとって、なにやら話して、切った。
なになに、おじいちゃんなんて?
「きゃおるは元気か?て。」
ああ〜も〜、そういう時は代わってよ〜(←おとうさん大好き)と、
うなりながら、また転がっていたら、
昼前にまたまたお義父さんから電話。

モックンがとって、さっさと私のところへ子機を持ってきてくれた。
「おとーさーん。」
「おお!元気そうでよかったわ!」
わしらは相思相愛である。(ぶほほほほほ)

なんでも、おとうさんの顔を見に三男家が孫を連れてきたそうで
おとうさんが家族みんなに鰻をとって大盤振る舞いすることにしたらしい。
いやいや、敬老の日ですから。おとうさん。
ごちそうを振舞う、てのは子どもがやるんと違うかなおとうさん。

そんなこたぁおかいまなしの、おとうさん逆回転大盤振る舞いである。

「そんでな、そっちにも届けてやりたいんやが、そういうわけにもいかんやろ?
そやから、そっちの近所のうなぎやでうなぎをとって、みんなで食べたらええで。
わしが明日ヒゲにちゃんと払ったるで。
わしからのうなぎやと思って、みんなで食べて。」

ほんとに、気の回るやさしいおとうさんなのだ。


うっなぎぃ〜♪
と、おじいちゃんの言葉を伝えたが
ヒゲくんは、「よし、じゃあ、牛丼!」というではないか。

・・・・・・ううむ。
そりゃ、うなぎでも牛でも別にかまわないんですけども
それにはいろんな「ヒゲくん的思惑」が渦巻いてのことではないのか。

「だって!ホラ!吉野家のタダ券あるし!今日復活だし!」

・・・・・・ホラホラホラホラ〜・・・その「タダ券」にひっかかるんですけどもぉ。
ちゃんと明日おじいちゃんにお金要らないよ!て正しく言えるのだろうかこの子は。
それともかわいい次男坊の顔してニコニコおてて出してお小遣いもらう気なんじゃないんだろうかこの子は。
激しくボクのお小遣い案の心配が募るなぁ。

うなぎー!と最後まで抵抗する、うなぎ派のミーを説き伏せ、
子どもたちを連れて11時半に出かけていった。

帰ってきた1時過ぎ、
手に持っていたのは牛丼でも うなぎでもなくて、
スーパーのお弁当。
こりゃまたどうしたことか。

「吉野家、すっごい並んでてさー!あきらめたー!」

あきらめたのはいいんだけれども。
で、なぜ、このチョイスになるのかねヒゲくん。
うなぎレジスタンスのミーは、シーチキン巻きです。彼女の大好物だからいいんだけども。

なんだか、ココロに一抹の不安が残りながらも
ま、とりあえず、おじいちゃんの電話がきっかけで、
お昼一食作らずにすんで自分がラクできたことを感謝感謝、と思うことにした。




の、だが。


その夜、世にも恐ろしいメールがきた。私のケータイに。

「今日は思わぬおとうさんのこころづかいでごちそうでしたね。
明日忘れずに領収書をヒゲくんに持たせてください。」

「そうそう、運動会のお弁当、お義母さんが引き受けたみたいだけど断りづらかった?
作っていいなら、作りますから子どもの好物を教えてね。」

お義姉さんから、2発カウンターにパンチが炸裂である。


うわぁぁあああん!!
どうする!オレ!


って、ふたつとも オレのせいじゃないのにーーーーーっ(いつもこんなで大爆笑)



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