「にこにこばかりもしてられない。」
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夜、PTAの「人権講演会」にかりあつめられる。 開放社会学なんてものの教授さんのお話。
夜に寒い体育館に! なんて、思いながら集まったけれど、 思いのほか面白いお話だった。
基本から始めましょう、と、 人権教育の基本、というものの考え方から話が始まった。
先生によると、基本は 「マイノリティ」の視点。
マイノリティ、とは簡単に言うと、「少数派」という意味。 マイノリティの反対語はひとつに「マジョリティ(多数派)」 もうひとつに「ドミナント(権力側)」。
マイノリティの視点と、 マジョリティ、ドミナントの視点は、 そりゃ、違う。 マジョリティだと、気がつかない視点がある。 ドミナントだと、思い上がって見えない視点がある。
マイノリティは「わかってもらえない」ことの痛みを知っていることが多いだけに、 それゆえの配慮や、思いやりが、その視点にある。
マイノリティの視点でのインテリジェンス(知性)というのは、 わからないことをわからないと知ることで、それを認めることだ。 曰く、「恥性」。
所詮、他人の考えてることなんかわかったもんじゃない。 わからなくて普通。 それでもわかろうと、思いやることができて、 人は歩み寄れるのだから、 人それぞれに 「マイノリティの視点」を正しく持つことがとても大事なのだ。
というようなお話。
マイノリティ。 なるほど。
ひとって、それぞれ違うんだから、 それぞれがマイノリティだって自覚したら ずいぶん住みやすいかもしれない。ね。
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