「にこにこばかりもしてられない。」
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2002年05月24日(金) 礼を言わない母親・叱らない母親

遠足の遊園地まで、貸しきり列車でノンストップ、2時間。

各クラスごとに車両は割り当てられていて、
バスと違って立ち歩けるので、
子供たちは、なかよしさんと声をかけあったり、
一緒におやつを食べたりして、
普段、園でどんな風にやってるのかがなんとなく見えてくる。
その子だけでなくって、お母さんと一緒っていうのがまた興味深い。

空いていた後ろの座席を、向かい合わせにしてやったら、
そこに女の子が6人集まって、おやつをわけあいっこしはじめた。
ぷち・オバチャン旅行だ。

座席のセッティングをしてやったのが私だったので、
勢い私が座の幹事のようになってしまう。
子供たちのおやつの袋を開けてやったり、
ゴミをまとめて捨てる場所を作ってやったり。

我が子がよそのオバチャンに世話になってるときに、
ひとことの礼も言わない母親って、いるんだなぁ。
へーぇ。


女の子達が、和やかにキッズ指定席でおやつ祭りをしていると、
通路で男の子達のバトルが始まった。
ごっこ遊びのレベルじゃない。
グーで顔にパンチが入り、
わき腹に蹴りを入れ、
転んだところを馬乗りになって、髪をつかむ。

おいおいおいおい!
親!すわって見てないで止めろよ!!

「もー!コーくん、やめなさ〜い!」(へらへらへらへら)
やってる子の親がそんな態度だから、子供はやめない。
無関係の通りすがりの女の子に、パンチが入った。
「まー!コー君!女の子にはしちゃだめでしょー!もー!」

ええっ!なに言ってんだおまえさん!
誰にだってケンカ吹っかけちゃだめですがな!

でもこのひとことで、
この親は男の子のふざけっことケンカの境目の判断がつかない、
かつ、
子供にアウト!判定を出さない親だと、私は見た。

通路を走って、男の子のケンカがこちらになだれ込んできた。
目の前で男の子同士が取っ組み合い。
やられて、半泣きの子の親も、見てるだけ。
蹴りを入れてる子の親は振り返りもしない。

出番ですか?
出番ですね?おっかさん!

「こらっ!なにやってるの!!」(←ちょっとよそゆき)
でかい声にびく!と動きが止まった瞬間に間に割って入る。
「だって、け、けんか・・。」
「ケンカなんかしちゃだめっ!"おともだち"を殴ったりしちゃだめでしょ!」
「・・・・。」
「ハイハイ!!電車の中では、おとなしく座ってなさい!
(↑子供向けここまで)
(↓母親に向かって)
ね〜〜〜ェ?ね〜〜〜〜ェ???(有無を言わさぬ同意要求)」

母、「あ、す、すみませんーん・・。」と、子供の手を引っ張る。
やーんわりと、子供もろとも母親まで叱り飛ばしてやったつもりなのだが、
わかったかなぁ〜?

あ。わかったみたい。
番長クラスの暴れん坊君が懲りずに暴れて
今まで放し飼いしていた母親に、突然、ド叱られて、ワーンワン泣き出した。
なんだ、やればできるんじゃん。

我が子のしつけは母の仕事だい。
叱らない母親ってちっともカッコよくない。
なのに、叱らない母親がこんなに多いんだなぁ〜。

ちょっと、びっくり。


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