a fish called datsu -だつという名の魚-
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2009年05月29日(金) |
もしパフュームが25年位前の『ザ・ベストテン』常連だったら… |
先日、図書館で『ザ・ベストテン』(山田修爾 著、ソニーマガジンズ、2008年)という本を読んだ。この本はもう、歌謡曲を聴いて育ったアラフォーなら感動の1冊です。中継やセット、キャスティングなどの裏話が沢山つまっていて、あっという間に読了してしまいました。個人的には、海外からの中継の苦労話に感心し、とくに岩崎宏美が広島の原爆記念日に広島から中継する件がとても感動的でした。今では考えられないほど、一曲一曲にアイディアが込められたセットが用意されていたこともまた思い出に残る番組でもありました。 なぜか知らないけど、パフュームが25年位前の『ザ・ベストテン』常連だったらどんな感じだっただろうと頭の中に浮かぶので、忘れなければ夜以降にでも、うpしてみます。つくづくそういう妄想を考えさせるのが上手いグループです。何この読書感想文とでも、ツッコミを入れてくれれば良いと思います。 (以上午後1時頃の執筆)
----- では本編を箇条書きでどうぞ。一応84〜85年頃を念頭に置いていますが、登場歌手などの年代に矛盾が見られるかも知れません。まあそれはよしなに。それから悪く書かれていると思うアーティストもいるかも知れないけど、シャレなので怒らないでね。それから最後のところは原爆について調べるほど惨状に心が痛くなって書くか書かないかとても迷ったけど、書いた方が彼女たちの真摯さを出せるのではないかと思って書きました。
・奔放なトークで黒柳徹子を時々絶句させるあ〜ちゃん。しかし、徹子さんのユニセフやパンダ保護などボランティアに対する真摯な姿勢を見て「私たちには何ができるだろう」と真剣に考える。 ・どんなにメンバーがあだ名で良いですよと言っても、名字にさん付けを通す徹子さん。 ・久米さんに気に入られるかしゆか。病欠とかテスト前などの理由で欠席すると、久米さんがガッカリする。 ・同郷の吉川晃司がスタジオで大暴れするのを見て、「うちらも何かやろうよ!」と興奮するのっち。しかし、オンエアを見たMIKIKO先生に「パフォーマンスじゃなく、踊りで勝負しなさい」とたしなめられる。 ・チェッカーズや少年隊のファンからのハガキに「ひな壇で隣に座らせないで!」との声多数。 ・松田聖子を意識してコンプレックスを持ってしまうあ〜ちゃん。みんなからのリクエストハガキを見て、自分はこれで良いんだと再び自信を持つ。一方で河合奈保子にジャッキー・チェンとの付き合いを根掘り葉掘り訊く。 ・中森明菜とは互いに認め合う仲のかしゆか。 ・小泉今日子と仲良くなるのっち。 ・初の1位で感激して思わず涙の3人。曲の途中で思わず歌えなくなるも流れる歌声。 ・毎回アイデア溢れるセットと大道具さんの素早い働きに感心するかしゆか。 ・成人式間際の回では振り袖で出演。着物が着崩れながらもガッツで最後まで踊る。 ・広島のローカル番組が縁で交流がある村下孝蔵がランクインしたときに共演したらどうだろうと内輪で盛り上がったが、村下孝蔵の体調が悪いのと、ベストテンに出演拒否したのでお流れになる。 ・おニャン子クラブとは不仲。 ・8月6日の放送でランクインすることが決まる。折しも、他の仕事で広島に滞在している日である。しかしその日は広島に原爆が落ちた日なので、ネット局のRCC中国放送は楽しそうに音楽を中継なんて決してできないという。だが3人は広島出身者として是非とも歌わせて欲しいと懇願する。そこで中継は追っかけマンの松宮さんを使わずRCCのアナウンサーが担当して、放送局の屋上から行われた。原爆ドームの写真や原爆記念式典の映像を交えながら、アカペラ用にアレンジされた曲を踊らずに歌った。
ふろく(2009/05/30付):事務所の先輩でもあるサザンのエピソードを書くのを忘れていた。 ・サザンとはひな壇で隣り合わせる事が多い。ベストテンのひな壇で話が盛り上がって、サザンのKAMAKURAツアー最終日にゲスト出演することが決まった。 ふろく2(2009/08/05付):野外フェスの季節なのでまた新作。 ・松山千春にラジオ番組で「あいつら歌っていない偽物じゃないか」とdisられる。その後、松山千春は野外フェスで出番待ちをしている際に生で踊りとトークを見て一目置くように。
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