a fish called datsu -だつという名の魚-
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2001年08月08日(水) 札幌、ホテルの取れない日。ついでにマジで戦争反対*

 この週末に札幌に行ったのだが、大変な目にあった。というのも、先々週末に某ホテルのHPから宿泊予約をして、翌日から宿泊だと思って確認の電話をしたら、「予約されてないです、一ヶ月以上前からその日は満室です」と言われ愕然とした。せめてHPに予約状況さえ書いてくれれば、予約しなかったのに。そんなの一つも書いてなかった。予約係に代わると予約メールの返事をもらってないと言ったら、下請け会社のせいだというばかりで謝りもしない。電話の対応からは、誠意のかけらも感じられなかった。そのあと、メールで宿泊が出来ないと言う返事が来たが、予約してから一週間も経って、明日から宿泊予定だというのにそんなメールを寄こすなんてなめられてるとしか思えない。もうホテルはXもXには絶対に泊まらないと心に決めた。
 そのあと、札幌のいつも泊まってるホテルに電話をした。そこでも泊まる日程が二日とも満室だったので、何があるのかと訊いたらグレイが石狩市で大規模なライヴをやるのだそうだ。はあ…、グレイが大規模なライヴをやるというのは何となく知ってたが、石狩市が札幌近郊の街だったなんて、すっかり忘れていた。
 結局、その日はみんなにぐちりまくったあげく、高校の同級生の家に止めてもらうことになった。おかげで、飲んだり喋ったりして楽しく過ごすことができたので、結果的には良かったんだけどね。

 しかし、教科書問題とか、靖国神社参拝問題のこと考えると、いつ戦争が起こるか気が気でない。それほど今の世相は第二次大戦の前に似ているとよく感じるのだ。ああ、日本に住んでると言うだけで、自分や好きな人たちが死んだり殺したりしなくちゃならないのはやだぞ。
 戦争で「お国のために死ぬ」事を美化している人は、戦争では誰か他の人(それは必ずしも外国人とは限らない)を「お国のために殺」さなきゃならないことも是非考えておいて欲しい。人を殺した後も、罪悪感を感じずにいられるのかと。そして、次の戦争になったら、男性だけではなく、女性も戦場に赴かなくてはならないかも知れないのだ(湾岸戦争にも女性の兵士はいたし、イスラエルでも女性の兵役がある)。女性も自分が戦争で戦うことがどういうことなのか、一度考えた方がいい。
 私は次代のために平和運動をした方がいいのかも知れない。でも、戦争が始まったら、保身のために翼賛運動に走ってしまう事を考えると怖くなる。極限状態で生きるためには、なりふり構っていられなくなってしまうものだし。
 この戦争への恐れが、全部私の杞憂だといいのだが…。

後日談(2001/8/25付)
 つい保身について考えてしまったが、その後でこれからもくどく戦争について語り続ける事で、私は反戦を訴えて行こうと思った。
 女性の兵役については、日本のような性分業がほぼ制度化された社会では、女性の兵役が義務化される可能性は今のところ少ない。だが、女性の社会進出が進むこれからの時代にも、女性の兵役はありえないと言い切れるだろうか。
 それにしても、なぜ一つの宗教法人に過ぎない靖国神社に戦争犠牲者が祀られているのか。死者を祀ることが悪いことだとは決して思わないが、色んな宗教があるのに神道なのかが私には分からない。


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