おならでぃず
ライブ&映画のくり的感想。

2004年07月15日(木) 『シテール島への船出』@東京国際フォーラム

"テオ・アンゲロプロス映画祭"@東京国際フォーラムホールD1
「シテール島への船出」1984ギリシャ
監督&脚本&演出:テオ・アンゲロプロス
脚本:タナシス・ヴァルティノス/トニーノ・グエッラ
出演:ジュリオ・ブロージ/マノス・カトラキス/etc.

1週間の映画祭のうち、結局この1本しか行けなくてほんとに残念でした。
秋に監督が来日するらしく、その前に少しでも多くの人に触れて欲しいとの
思いからこの映画祭が行われることになったそうで、そういうのなんかすごく
温かいなーと思ったし、実際、会場もすごく雰囲気がよくて、マナーも良くて
大人な空気でした。老若男女国籍色々だし、各回ソールドアウトしまくりで、
これをスクリーンで観れただけでもありがたいと思うことにします。

ラベンダー売りの老人と、アレクサンドロス(映画監督)の父スピロ。
監督が撮影しようとしていた物語の男と、帰るべき場所のない父という現実の
物語が二重に進行していきます。監督ならではの映像美と、少ないセリフが、
皺の刻まれた老人の表情(ある面では無表情)からじわじわとこちら側に
迫ってくるのですよー。特に『しなびたりんご』の件は、爆笑でした。まったく、
あーいうセンスがツボすぎるんです。ラストシーン最高!!!大好きです。
「至福への旅」思うに、あの先はパラダイスだと思います...てか思いたい。


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