おならでぃず
ライブ&映画のくり的感想。

2004年05月24日(月) 『シルミド/SILMIDO』@よみうりホール

『シルミド/SILMIDO』2003韓国(試写会)
監督:カン・ウソク
原作:ペク・ドンホ
出演:ソル・ギョング/アン・ソンギ/ホ・ジュノ/チョン・ジェヨン/etc.

1971年に実際に起こったシルミド事件という実話に基づいた映画、しかも、
それは韓国政府が当時の北朝鮮の最高指導者を暗殺するための特殊部隊を
養成していたという内容なのだから、監督も役者もみんな本気な訳です。
実尾島(シルミド)でその部隊となる31人の男達が受けていた訓練が
ハンパじゃなく凄まじく、映画として観ている私から観ても、役者達が
役者にみえない...たぶん撮影もものすごく過酷だっただろうというのが
彼らの身体と顔を観ていたらそれだけで伝わってきて、その「本気度」に
まず圧倒されました。
画面の中は男男男!その男臭さや、これでもかっというストレートな演出が、
韓国映画の醍醐味といいますか、だから、やりすぎだよって思う人がいるのは
よくわかるのだけど、私はこの「本気度」に終始ヤラれっぱなしで、泣けて
泣けて仕方ありませんでした。特に、主演のソルギョング。参った!この人、
カメレオン俳優と言われていて、作品によって全く顔が違うというすごい俳優
なのだけど、今日の試写会に誘ってくれた友人は、『オアシス』の人だよと
教えてあげるとショックを受けてました。顔とかだけじゃなく、全身から出る
空気まで変わってしまう俳優が果たして日本にいるかしら...と、あまりにも
役者レベルというか役者の層が違うところを突きつけられた気分でした。
恐怖におののく顔。足の震え。怒り。主役クラスだけじゃなく、31人の隊員、
その他出演者総じてレベル高すぎ。特に後半がすごい。ストーリーに目新しさは
ないのだけど、これは実話を基に作られている映画なのであるという事実。
世の中がいかに理不尽であるかということ。不条理。死への恐怖。生の証し。
政治的な映画というよりも男の生き様を観せられたぁ!!!って感じでした。
感動しました。そして、やはり号泣でした。てか最近泣きすぎ...
ちなみに韓国では1200万人が観たそうです。韓国映画ってほんとすごい☆
(ソルギョングさん、私は永瀬正敏に、友人は大杉蓮さんに見えて仕方なし〜)


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