おならでぃず
ライブ&映画のくり的感想。

2002年12月20日(金) 『SWEET SIXTEEN』@科学技術館サイエンスホール

『SWEET SIXTEEN』2002イギリス+ドイツ+スペイン
監督:ケン・ローチ
出演:マーティン・コムストン/etc.

また試写会に誘ってもらいました。ケンローチ監督の最新作ということで、
観ようと思ってたのでいち早く観れて、ほんとに嬉しいです。ありがとー。
タイトルから言うと、何となく青春の1ページ的な映画なのかしら?とか
思っちゃうけど、観終わった後は、せつなすぎてリアムがんばれ!な感じでした。
そーいえば、「がんばれリアム」って映画観ようとしてまだ観てないわー。
母が服役中のため、まだ15才のリアムは親の愛情を受けずに生きてきたけど
やっぱりそこは親子。どんなひどい親でもやっぱり母のことが大好きなリアムは、
その母と暮らすためにいろんなことをして生きているけど、そこにドラッグや
暴力や友情やいろんなコトが絡んで来て、そんな中でもリアムは必死に生きて
いくのだけど。このリアム役のマーティンコムストンがなかなか良い感じで。
せつなさとか、賢さとか、優しさとか、そーいうのが表情からにじみ出ていて
とてもステキな俳優さんでした。しかし映画はとてもせつない。あそこは結局
どうなったんだろー?と自分の想像の中で考えるしかないシーンとか、ラストとか、
ちょっとズキーンときました。心がヒリヒリしてる...って正にそんな感じ。
人生ってせつなすぎる!深い映画でした。


 past  INDEX  will


くり [MAIL] [HOMEPAGE]