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カーテンコールは粋でした / 2004年12月12日(日)
 

実はラスト1週前はちょっとためらいがあったのと時間が無かったのでまだ見ていないんですが、最終回はリアルタイムで見たかったので、見ちゃいました。これで安心して先週分見れます(笑)。
もう近藤勇が覚悟を決めいていて、長州や薩摩の恨みを一身に引き受けて死んでいく。でも、幽閉されている民家の幼い女の子の手まり歌を聞いて、少しだけ命乞いをさいてみる気になるという下りは本当に上手です。
どうにか救いたい、でも、救えないという周囲のジレンマも出ていた。
それぞれのラストをきちんと描いてるのも三谷さんらしい。
土方の義理のお兄さんが、今の人間ではなく、100年後200年後に歴史が評価してくれればいいというシーン。あれは上手い。実際100年後に生きている私たちは、新選組を知っている。ただの人斬り集団だったのか、もっと違う見方もあったのか、彼らの物語はずっと語り継がれてきたのだから。その言葉を聴きながら、静かに涙を流す土方も良かった。
最後に、トリックスター的な役回りで活躍した捨助やお幸が死ぬのは、史実にはいない人物だから、その後に生き残ってはいけないという配慮があったのかなぁと深読みしたり。
容保公に命じられて、三条河原にさらされている近藤の首を奪いに行く斉藤や京都に行く前の民家にいたずら書きを残した場所に偶然たどりつく佐ノ介が生まれた子供の元に行かず処刑場に向かうくだり。
小川のせせらぎ、咲いている花の美しさ、一匹のかえる、空を行く鳥の声……今生の別れのシーンで、これほど生を美しくやさしく煌かせる。
そして、最後に自分の首が落ちるであろう流れをみつめながら友の名前をつぶやく。
それで、『完』が入る。
入った後にカーテンコールでもう一度幕が開き、主要隊士のメインのシーンが流れて、そこには龍馬や桂もいる。
凄く粋でした。
三谷さんだからこそ、キャスティングを選び抜いて、きっちりとその人物にハマる人を人選し、思惑を超えた新撰組像を描いてくれたのだと思う。
本当に楽しかったです。惜しむらくは、見逃した初回を丸っと放映して欲しいです(笑)。

来年はタッキーですが、どうなるかなぁ?
まあ、まったりと見守ろうと思います。それにしても、頼朝が中井貴一さんとは……怖いかもしれない(笑)。




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