センバツ・1 - 2004年03月27日(土) 昨日のダルビッシュはすごかった。とは言いつつ、僕は用事があったのでリアルタイムでは見れなかったんだけど、以前のダルビッシュとは別人だった。 一年前、僕はセンバツを見に、甲子園へ行った。2回戦の東北対花咲徳栄で初めてダルビッシュを見た。第一印象は「なんだこいつは?」って感じ。すごいって意味ではなく、期待外れっていう意味で。 マウンド上では球審の判定に対して、露骨に反抗的な態度を示すダルビッシュ。バッテリーとの息も合っておらず、それを察した野手陣にも悪影響を及ぼしている。その試合は花咲がダルビッシュを打ち崩し、勝利を収めた。秘めた実力はすごいのかもしれないが、あまりにも幼すぎる。僕のダルビッシュへの第一印象はこんな感じだった。 若生監督のダルビッシュへの主将指名は大正解だったと思う。そのおかげで一匹狼からチームプレーに徹する真のエースへと変わった。帽子のツバには「チームのために」と書いてあるらしい。 熊本工業の岩見も素晴らしかった。ほとんどのスポーツ紙の一面がダルビッシュだったため、陰に隠れていたが、東北高校打線相手に自責点ゼロは胸を張っていい。それ以上にダルビッシュが凄かった。それだけのことだ。 東北の次の相手は大阪桐蔭。東西の横綱対決だ。ほんと楽しみ。 -
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