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コラム・2 - 2004年02月08日(日)

「ミス日本」

「一獲千金よ!」この母の一言で応募し、2004年度のミス日本を獲得した嵯峨百合子さん。応募の手続きは全て母が行い、あれよあれよという勢いで頂点まで上り詰めた。

日本では1000を超えるビューティーページェントが存在する。中でも唯一「日本」という冠を持つミス日本は、日本女性としての総合的な美を追求し、容姿はもとより健やかさや知性が要求される。

日本女性としての総合的な美とは何なのか。それは「自然」ということではないだろうか。

審査委員長の酒井政利氏は嵯峨さんについて、こうコメントしている。

「磨かれる一歩手前の初々しい魅力を持っており、自然な感じがする。そういう点で大変評価が高かった」。

娘の意思をよそに母が応募し、身を委ねるようにコンテストに臨んだ嵯峨百合子さん。気負いがなく、自然体で臨んだ彼女は日本で一番、「自然」を含んだ女性だった。


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