17番の日記...17番

 

 

「プロ」としてのモチベーション - 2003年06月17日(火)

蒸し暑い日が続いているが、今年は夏バテする不安は今のところない。どうやらエルゴ効果が絶大のようだ。朝起きたら、まずエルゴという生活パターンがすっかり定着した。

僕は朝マックをする日が多いのだが、なぜ、午前11時まで普通のハンバーガーを販売しないのか、といつも疑問に思う。最近マックが昼に取り組んでいる「1分間にチャレンジ!」みたいな企画なんてどーでもいいから、朝から普通のハンバーガーを販売してほしい。安いハンバーガーは常置しておいてほしい。

それにしても、今年の横浜ベイスターズはピリッとしない。開幕前に期待された古木はイマイチだし、チームに活気が感じられない。

横浜ベイスターズの下部組織に当たる湘南シーレックス(ベイスターズとはユニフォームのデザインが違う)は地域密着を心がけており素晴らしいチームだと思う。三年前に名前が湘南シーレックスとなったこのチームには3つの誓いを掲げている。

1、一つの独立したプロ野球チームとしてこれまで以上に地域に密着した活動を行うことによりスポーツ文化に貢献すること

2、横浜ベイスターズに入団しながら、ベイスターズのユニフォームを着られないという一軍との距離感を実感させることにより選手の意識改革を促す

3、アマチュア野球との積極的交流を深め、現状の日本プロ野球業界に問題提起していく

以上の3つがチームのテーマとなっているわけだが、今回、2のテーマについて触れてみたいと思う。
ユニフォームを別にすることで一軍との距離感を明確にすることは名案だと思う。そうすることによって「一日も早くこのユニフォームを脱いで、ベイスターズのユニフォームを着たい」と選手に思わせ、一軍昇格というモチベーションを高める。しかし、僕はそのモチベーションを高めすぎるがために、一軍昇格を果たした選手は一種の満足感を無意識の内に感じてしまっているのではないかと思うのである。そのため、チームの最大の目標であるペナントレース制覇、そして日本一という意識が他のチームよりどうしても低くなってしまっているように感じる。もちろんそういう風に感じていない選手はいると思うが、チームというのは選手一人一人が集まり形成されるものである。ベイスターズ若手選手の大半の最大の目標は「一軍昇格」となってしまっている以上、チームとしての最大の目標を選手全員に植え付けるのは他のチーム以上に難しい。

僕は中日ファンだから横浜ベイスターズを熱烈に応援しているわけではないが、頑張ってほしいと思っている。今年から横浜ベイスターズのGMに就任した山中正竹氏は去年まで法政大学野球部の監督をしていた。何度かインタビューさせていただく機会があったが、僕みたいな一学生に対してもしっかりとコメントしてくれ、人間的にも非常に魅力的な方だった。このような方が上司だったら最高だなと何度か思った。山中氏にはぜひ横浜ベイスターズ再建を実行してくれることを願っている。

去年まで法政大学野球部で活躍した土居龍太郎、河野友軌も横浜ベイスターズに入団した。実はこの二人、僕が大学で所属しているゼミの先輩。一度だけ飲み会をご一緒したことがあるが、とにかく肉をガツガツ食べていた記憶がある。やはりプロに進む野球選手は食欲旺盛なのだ。二人とも、まだ一軍で目立った活躍はしていないが将来を期待されている選手。ぜひ頑張ってもらいたい。

それにしても今年の阪神の強さ、やはり本物だ。(阪神5x−4横浜)





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