「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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2000年12月28日(木) ダメ母でも、未来をになう。

モックンに昨日のダメージは、残ってないらしい。
遊びに行ってくる〜と出かけてしまった。

昨日のことは夫にも相談してみた。
「どう思う?もうアタシ最低。」
「そうやなぁ。まじめに子育てしてると
そういうこともあるんじゃない?
でもなー、それで我が子を信じられなくなったら
モックンにとってよくないよ。」

そりゃそうだなぁ。

って、それだけ?
「弁当は?あ、フロントガラス、バリバリに凍ってる!湯、かけて!!」
車のフロントガラスに風呂の残り湯をバケツでかけて霜をとる。
「いってきまーす。」

あたた。こういう時相談にのってくれたらありがたいのになぁ。

世の中のパパさんたちは、
仕事で精一杯。

子育てはたいへん。
この子達が大きくなって、
次世代をになう。
未来はこの子達がになう。
未来は子育て現場の母の肩にかかってくる。

未来をよくしたくて、政治や経済を動かす人
にはできないことも、
母はしなくてはならない。
「未来を動かす人たちの育成」
男たちはわかってるのかなぁ。

それをまかされるのが、母一人ぼっちでは、
つらいやなぁ。


今日はことのほか寒い。
モックンは誰も公園におらんかった〜!
と帰ってきた。
退屈していると、シューちゃんが遊びにきた。
でも年末は忙しい。
シューちゃんもお呼びが来て、帰っていった。

つまんなさそう。

「おかーちゃん、しゃぼんだましたいー。」
「あー、ないわぁ。」
といって、気分転換に買いに行かせて見ようと思った。
「100円ショップに買いに行ってみる?」
「うん!」
うまい具合にマルはお昼寝中だ。

「モックン、ミーのこと置いて来たらアカンで?
一緒に行って、一緒に帰っておいでよ。」
105円ずつ持たして送り出した。

兄妹二人で行くのは、初めてだ。
普段の遊び範囲より少し出たとこにその店はある。

母の思っていた道とは違う方に走っていく。
窓拭きをしながらはらはら。

しばらくして、モックンはシャボン玉、
ミーはパズルを買って帰ってきた。

「おかーちゃん、秘密の近道してきた〜!」

なるほど。
母親の思い通りになることばかりじゃないものね。
この子は自分で成長しているわね。

がんばっていこう!


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