「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
DiaryINDEX|past|will
うちの近所は子供が多い。 子供同士で遊んでるほうが、いろんなこと身につくような気がする。
うちは、庭に砂場がある。 妊娠7ヶ月のときに、 私がくわをふるって、穴を掘り、 のこぎりを引いて板を切り、 電動ドリルドライバーで木枠を組んで、 ふるいで砂をふるい、周りにレンガを敷いて造った砂場だ。 (無茶する妊婦だ)
この砂場はとても人気がある。 モックンが小さいときから ほんとにこの砂場によくお友達が遊びに来た。
今、メインで使ってるのはマル。 彼女はここで 「ぷいん(ぷりん)!」を作るのがお気に入り。
今日はお隣りのユー君が遊びに来た。 ユー君とマルは同級生だ。 ユー君のママはいそがしいヒトなので、 ユー君は実家のおばーちゃんのとこに行ってることが多く、 一緒に遊ぶのは久しぶり。 二人で、砂場でプリンを作ったり、三輪車に乗ったり、 2歳児同士の割には、うまく遊んでる。
そこへ、ユー君のおねーちゃんのまーちゃんが小学校から帰ってきた。 まーちゃんの友達のみっちゃんと、みっちゃんの妹のエーちゃんも合流。
7歳2人に、2歳3人。 みんなが砂場で遊んでる。
2歳はただバケツに砂を詰めるだけしかできないが 7歳は、もう少し味のあることをする。
かわいい器にプリンを作って見せに来た。 「おばちゃん!見てー!」 「うわー、すごいー!ようこんな器用なことできたなぁ!」 「ふふン♪」 「飾り付けたら?」 「なにで?」 「うちの庭の木の葉っぱ、とっていいよ。」 おねーちゃんたち、もう夢中である。
2歳児たちも、熱気をはらんだ姉達に気がついた。 なにやらあっちで葉っぱをむしっては、 お砂に突き刺している。 むぅ。 やってみなくては!
ユー君は、豪快。 いきなり南天の枝を、もぎ取ると、 今までトミカをはしらせていた砂山に突き立てた。 「おあちゃん!ちゅごい?」 ・・・う。うん。ちゅごいよ、ユー君。
エーちゃんはおねーちゃんたちに分けてもらった葉っぱをバケツに刺してみた。 「こえ!」 うんうん。これ、かわいいねぇ。
マルは葉っぱをむしってユー君の砂山の周りに ぐるりと飾った。 満足げだぁ。
砂遊びのあとで、みんなで三輪車や、乗用玩具の車やバイクに乗って遊び始めた。
マルはまだハンドルがきれない。 ただ前に進むだけ。 半年早い生まれのユー君とエーちゃんは上手に乗りこなしてる。
手伝いに行くかな? おねーちゃんたちが、時々サポートしてくれてる。 見てよう。
あんなに毎日、母が手伝ってやってもハンドルがきれなかったマルが、 10分、お友達と遊んだだけで、上手に行きたい方へいけるようになった。
親なんて、余計なことばっかりするのかもしれないなぁ。 ともだちって、いいな。
|