みじかく切った襟足14時の陽射しが痛い重い鞄揺すりながら家路を急ぐいつも長い交差点ふと後ろに立って背の高いあなたの影に隠れてみるなんだかほっとする信号が変わる大きなストライドずんずん歩く背中にあわてて追いつく並んで歩く夏の日も何気なくわたしは守られている