子供達を連れて王子動物園の写生会に行って来た。
小学校から持ち帰った手紙を見て行ったのだが、その手紙には中学生以上の部があるか どうかが書かれておらず、亮輔には 「 暇つぶしに紙とかエンピツとか持って行ったら? 」 と言って いたのだが。 「 白い紙なかったから 」 と結局亮輔は手ぶら。
以前茜がまだ幼稚園の年中さんくらいの頃に3人揃って参加したことがあったのだが。 そのときは3人ともクレヨンで描いていた。 けれど今回は瑞穂も茜も粘土に挑戦したいらしい。
選んだモデルは瑞穂はカンガルー、茜はパンダ。 カンガルーとパンダかなり離れているので、二手に分かれなければならない。 私が茜について、亮輔が瑞穂についた。
粘土って難しい。 立体的に作らなければならないから、本当ならいろんな角度からパンダを観察 しながら作っていくべきなのだろうが。 パンダの前はパンダを観る人専用の通路になっていて写生はかなり離れた場所でしなければ ならなかった。 なのでデジカメで数枚写真を撮って、それを見ながら作ることに。 でもやっぱり実物を立体的に見るのと、写真を平面的に見るのとでは全然違う。
茜のパンダは・・・ パンダではなくブタの貯金箱に近づきつつあった(-"-;) だってパンダは白黒やからパンダなんであって。土粘土で作ってもさ・・・ うまく作れても薄汚れた熊?
暇なので私も余った粘土でゾウを作ることにした。手のひらサイズの小さいの。 この日はとても良いお天気で日陰で作っていても粘土はどんどん固くなっていき 油断しているとあちこちにひびが入って破壊寸前になってくる。 近くのトイレの水で濡らしながらの作業となった。
作り始めてから1時間も経ってからだろうか。瑞穂についていた亮輔がやってきて 「 瑞穂ひなたで作っててカンガルーの尻尾や足がボキボキ折れるねん 」 と助けを求めて来た。 水で濡らすことを勧めたが 「 近くに水道がない 」 という。 探せばあるはずなんやけど・・・
私と茜が使っていたトイレの水道を教えると水を入れて持って行く入れ物がないと言う。 「 さっき亮輔が飲んでたオレンジジュースのペットボトルは? 」 「 あんなんカンガルーのとこに置いて来てもたし! 」 そこからカンガルーまで坂道を往復15分はかかりそう。 しばらく悩んでいたが亮輔とうとうペットボトルを取りに戻った。
妹が粘土で作るの暑い中つきあって。かいがいしくも水くみまでやってあげている。 きっと自分も図画工作が好きだから苦にならずできるんだろうが。 いいお兄ちゃんだ。
そうこうするうちにどれだけ時間が経ったのだろう。 茜のパンダができあがった。 写真は・・・ あえて載せないでおこう(^_^;)
つづく・・・
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