お父さん 「 将来の夢は決まったか 」
亮輔 「 う〜ん・・・ 」
お父さん 「 まだ決まってへんのか?! こんなことしたいとかあるやろ? 」
亮輔 「 別にない・・・ 」
お父さん 「 あのなぁ・・ もう中学生やねんからな。 はよ決めろよ 」
こんなやりとりがもう何度繰り返されたことか。 私なんかは 「 将来の夢なんか 「 決めなあかん 」 思て決めるもんやない 」 と思うねんけど。 予備校の教師をしている主人に言わせりゃ 「 そんなこと言うててどないすんねん! 」 てなもんだ。
ついさっき台所で洗い物をしていると。 亮輔がやってきて冷蔵庫に頭をつっこみなにやら ゴソゴソ探していた。 取り出したのは牛乳のパック。
そして牛乳をコップに注ぎながらこう切り出した。
亮輔 「 僕な。 大人になったらな 」
まあこ おっ! やっとなりたいものが決まったか (^_^)
亮輔 「 会社で仕事しながらな 」
まあこ ん? 職業やなくて趣味の話か? まあええわ。仕事しながらでもしたいことがあるんや そういうものができたってことはええこっちゃ (^_^)
亮輔 「 お金貯めてな 」
まあこ お金がかかる趣味なんか?
亮輔 「 牛乳いっぱい買うねん!! 」
まあこ 牛乳かい! ( ̄□ ̄/)/ お金貯めて買うて、どんだけ買いたいねん!
亮輔 「 僕なぁ。 牛乳好きやねん。 晩ご飯の時牛乳飲むの僕だけやねんけど 牛乳すぐになくなってまうし。 牛乳いっぱい買っとかな・・・ それでな・・・ だから・・・ 」
まあこ 亮輔夢を熱く語る・・・ 亮輔よ男ならもっと大きな夢をもて
亮輔 「 ほんでなぁ・・・ ほんまおいしいわ! 牛乳 (^▽^) 」
まあこ 良かったね・・ とりあえず夢に向かって頑張ってください o(^◇^;)o
|