川底を流れる小石のように。 〜番外編〜 海老蔵への道!
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2005年03月04日(金) |
ありがたい。(お家で観劇) |
年度末だけあって、世の中は移動等が多いらしく、 「三月一杯までに終わらせて欲しい」みたいな仕事が山ほどあり、 毎日がぎっちりしてる。 忙しいのはつらいけど、ありがたいことではある。
脳みそがぼぅ〜っとして、体もぐ〜ったりして、 それでも今夜は、帰宅後に大きなイベントが待っている。 スカパーで生中継された、18代目勘三郎襲名口上初日のもようを、 我が家のテレビ前一等席にて観劇。
中村屋の紋の祝幕があくと、ズラリと居並ぶ豪華な顔ぶれ。 壮観だ。 人となりのしのばれる、俳優さんそれぞれの言葉。 なかでも、大正3年生まれの長老、91歳の又五郎先生の姿と言葉で、 私は完全にスイッチが入ってしまい、涙とまらず。 感無量といった玉三郎さん、胸一杯の仁左右衛門さん、 気持ちがあふれ出てしまいそうな勘太郎、 そしてキリリとした新勘三郎さんご本人・・・。 襲名って重いことなのだなあと、しみじみ。 私のような、歌舞伎シロウトにでさえも、 勘九郎時代に、積み上げてきたあれこれが、並大抵ではないことはわかる。 そんな一歩一歩の積み重ねが、18代も続いて今日があるんだろうなあ。
口上中継の後に放送された襲名披露パーティーのもよう。 豪華で派手な顔ぶれだった。 お家によって、雰囲気やカラーも違うものなんだなあと楽しかった。
そんなわけで、気分はすっかり襲名モードに。 三月・四月に、歌舞伎座に着てゆく服を考えてみたり、 カレンダーとチケットを確認しなおしてみたり。
明日の朝は本当に雪になってるのだろうか?
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