川底を流れる小石のように。 〜番外編〜 海老蔵への道!
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観劇から一夜明けて今朝、予定よりもずっと早く目が覚める。 心がぽっかりとさびしいのだ。 舞台にいるはずの、いてくれることが当たり前だと思っていた団十郎さんの存在が、 こんなにも大きかったなんて。 あの何ともいえない、団パパの嬉しそうな顔は、 見ているこちらまで、幸せな気持ちにしてくれた。 だのに休演だなんて。
ぼーっとしたままテレビをつけていると、団十郎さん今月いっぱい休演の文字が。 え、そうなんだ。 思っていたよりもずっと、よくないのだろうか。
その後一日、どうにもこうにも心配で、気持ちはそちらばかりむいてしまう。 それでも仕事して、職場でビールなんて久々に飲んで、 長い一日が終わった・・・と思ったら、メールが。 「団パパ、急性前骨髄球性白血病だったんだって」 ・・・・・。 電車の中だというのに、涙が止まらなくなる。 そんなことって、あるのだろうか。 どうして?
帰宅後、いてもたってもいられず、 この病気のこと、調べてみた。 大変な病気ではあるけれれど、それでも治癒率も高くなっているとのこと。 心配してメールをくれた友達と電話で話したり、泣いたり、心配したり、 でも、ともかくきっと団十郎さんも海老蔵さんも、大丈夫だよと励まされ、 そうだよな、と言いきかせる。
きっと今夜は、こんなふうに、 どうすることもできなくても、心の底から回復を願ってる人が、 何も手につかずに、祈る事しかできない、眠れない人が、大勢いることだろう。
どうか、どうか、お願いします。 団パパが、早くよくなりますように。 海老蔵さんが、強くいられますように。
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