■ MONOLOGUE ■

2002年03月31日(日) ───フュージョン盗難車詐欺事件簿───

★フュージョン盗難車詐欺事件簿 CASE:1★

前回の日記に「安くね〜!」なーんて調子に乗って喜んでいた15万で購入した
スクーター・フュージョンのその後の話である...。

池袋での用事を済ませ,愛しのマイ・フュージョンを地元のバイク屋さんへと運んだ。
「整備お願いしマース!」個人売買で異音もしていたため念のため整備を頼んだのだ。その後...

翌日,友人の美容院にて就職活動用ヘアースタイルに散髪中,バイク屋から一本の電話が!
整備中に問題が発覚!なにやら保険証と車体の番号が違う。こっちに来てくださせー。
??よくわからないがなんてこたねーだろう。そー思っていた。閉店間際のバイク屋に行くまでは...。
そういえばフュージョンを掃除中,トランクのマットの下にあった前の前のオーナーの物と思われる保険証があったのを思い出したのでそれを一応持っていくことにした。この後,予想だにせぬ事態が!!

ガーーーーン!!!!と,ととととっととっと盗難車ー!バフー!
そう,見事に盗難車であったこのマイ・フュージョンんぁ!もはや「マイ」はつかないこのフュージョン。
盗まれた張本人とも連絡がつき,このあと全ての真実が明らかに!!

これがフュージョン(15万円)の真実だ!
走行15000km → 実は70000km超!
3カ月使用(犯人談)→ 実際は盗まれてから僅か約2週間で売買!
保険証 → ニセモノ!(車体番号が違う)車体の方は削られていたのだ!
車体 → 鍵も変えられていたため,一度分解後,溶接の後有り(バイク屋談)

神奈川県某市某区まで2回も出向き(出不精のこのオレ様が!)
わざわざ陸運局まで名義変更し(めんどくさがりやのこのオレ様が!)
しかもオイル交換まで!(この時自己破産寸前のこのオレ様が!)
そして何より15万!! これは泣き寝入りできない額である。
人一倍金に執着心のある(がめついとも言う)このオレ様をカモにしたのが失敗だったなッ!
必ず取り返してやるぞー!この日から3週間,オレは地味〜に探偵になった。
探偵っても松田優作とかみたいなカッケー探偵じゃなくてゴールデンによくやってる
「密着ナンチャラ24時」みたいな番組にでてくる調査員みたいなヤツだ。
地味だ...。兎にも角にも必ずや盗難車なんぞ売りつけやがったあのヤローをとっ捕まえて
必ずや金を取り返してやるぞバカヤロー!就職活動?フザケンナこんちきしょー!と心に誓ったのであった!!

つづく。


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