なべて世はこともなし 日記アーカイブ(インデックス)へ|前日の日記はこちら|翌日の日記はこちら |アイルランド真実紀行へ
今日の日記、出雲の決して味にも自分の方針にも妥協しない チリ味のチョコレート。 ちょっと待った。どっかの10円チョコレート会社じゃあるまいし、老舗がこんなゲテモノを作っていいのか?甘いものの代表格チョコレートのチリ味って考えられねえよ。 …と言いつつ食ってみる。 まずはフツーのダークチョコレートの味。個人的にはホワイトチョコ>ミルクチョコ>ダークチョコなので、ポイントは低い。…が、さすがリンツ、うまい! で、しばらくすると、おおおっ、ホントにチリ味がしてきた。 なんだかものすごいキワモノなんだけど、でも正直言っておいしかった。これを思いついた人には素朴に敬意を表します。どうやら日本でも手に入るようなので、興味のある方は是非どうぞ。 チョコレートといえば、あと10日ほどであの、日本にいたころもっとも忌むべき日だったバレンタインデーがやってきます。思い起こせば私が小学生の頃、チョコレートを誰からももらえなかったと家で愚痴ってたら、ばーちゃんがスーパーに連れていってくれてチョコレートを買ってくれました。ああ、処女バレンタインチョコ(造語)がばあちゃんだったってのはちょっと悲しいかも。たとえば、女の子の初キスがその子の父親だったりしたら、きっとその女の子は一生父親を恨むでしょうね。それと同じかも。 それから20年以上経った今でも、義理チョコを含めもらったチョコレートの数はたぶん両手の指で数えられる程度。そんな私はアイルランドが大好きです。 だってバレンタインデーなるものがないんだもーん♪ よく言われることですが、バレンタインデーなんて日本のチョコレート会社の陰謀ですよ。だいたいがバレンタインデーに対してホワイトデーなる贈与・互酬のカンケーがあることが気に入らない(贈与・互酬に関してはこの本がかなり詳しく触れています。面白かったのでおヒマな方は読んでみてくだされ)。2月14日、私は勝者(=贈与、互酬のある世間から脱出成功したもの)として、冷めた目で日本を見てます。あ、でも、チョコレート歓迎ですよ。ぜひダブリンまで送ってくださーい(←やっぱり欲しいのかよ)。 作者へ愛のチョコレートを送ってくださるという方、不幸の手紙を送ってやるという方はこちらへ(掲示板へのリンクです)。
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