なべて世はこともなし
日記アーカイブ(インデックス)へ前日の日記はこちら翌日の日記はこちらアイルランド真実紀行へ


2007年11月20日(火) 覆面調査員が行く…Akasaka編

土曜日の昼間。ふっと思い立ってダブリン郊外にあるCastleknockにある日本食レストランAkasakaに行ってきました。一年位前にオープンしたと聞いて行かねばならぬと思っていたものの、何せ、前の家からは「思い立って」行くにはCastleknockは遠すぎる。今の家からだって前に比べりゃ近いけど、それでも車で20分とか余裕でかかる。でも、なんとなく行ってみたのです。はい、ミシュランのガイドブックの覆面調査員を務める(大ウソ)私が調べてきましたよ。


土曜日の午後1時。ランチタイムで忙しくてしかるべき時間帯に…お客は一組だけ。入ったことを一瞬後悔するが、なんのなんの、もしかしたら、知られざる名店なのかもしれないと思いなおす。


「テーブルにしますか。畳にしますか」と推定中国人と思われるウェイターさんに聞かれたので、よくわからないまま畳を指定。一瞬お座敷かと思ったが、いわゆる掘りごたつのようになった状態のテーブル。畳がどこにも見当たらなかったことはツッコミに値するような気がしましたが。靴を脱いだら同行記者のひでかすが、「え?靴脱ぐの?」などと言い出すので、一瞬パニックになる。ウェイターさんいわく、脱いでもいいらしい。


で、メニュー。ランチタイムと言うこともあり、値段は10-15ユーロ。399円でランチが食べられる日本から考えたら決して安くはないけど、ぼったくり王国アイルランドとすると決して悪くない。





これが、私の席から見た店内全景。「木の使い方がいい」とひでかす記者。私もその意見に賛成。ひでかす記者と見習いKY記者はビールを頼む。キリンの一番搾り。銀色のラベルのあのビールを頼まなかったところは私の中で勝手に評価。
ちなみに、運転手の私はお茶。


待つこと10分から15分、中国語が飛び交う厨房あたりからとっても気になる音が聞こえてきた。


チーン


いったい今の音はなんだったんだろう?と疑問に思っているとまもなく私たちのお昼御飯がやってきた。






Snigelのごはん。Fried Porkとご飯というので、とんかつみたいなもんでも出てくると思いきや…


ただのチャーハンじゃねえか!チャーハンくらい自分で作れるわ。





こちらひでかすのごはん。


…キムチごはん。頼むほうも頼む方だけど、キムチごはんのどこが日本食なのか、ちょっと問い詰めたい心境。


そして見習いKY記者。





カツ丼。味噌汁つき。


この人は何か後ろ暗い過去でも思い出しながらこれを頼んだんだろうか。


結論から言うと、この3人の中ではこれがいちばんまともだったように思う。カツそのものはまあまあだったらしいし。が、細かいことを言えば、御飯がこわい。汁けがなさすぎ…だったそうです。


かくして3人のランチで45ユーロ。ごく正直に言って、もう二度と行かないと思います。星の数ですか?評価不能です。




おススメの日本食レストランをご存知の方、あのレストランはおいしかったという方、または御用の方はこちらへ(掲示板へのリンクです)。




Snigel |MAILアイルランド真実紀行へ掲示板へ