なべて世はこともなし
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2007年11月14日(水) こいつらだけは救いようがない。Bank of Idiot

アイルランドで革命でも起こったんですかね?


前の家からの引越しの関係で解約したEircomから請求書が来ました。


はい?


ありえません。ちゃんと解約日から起算して、日割りで、先に払っていたインターネットの接続料などしめて70ユーロを返金してくれるそうです。


ありえません。一体、この国に何が起こりつつあるのでしょうか?(ただの偶然だという説が一般的ですが)。





…と、ここまで実は昨日書いたもの。で、いきなりですが発言を撤回します。


アイルランドは何も変わっちゃいません。…ちゅうか、少なくともある一つの企業は変わってません。その企業は、ご賢察のことと思いますが、Bank of Idiotです。


10月19日の日記でここの悪口を書いたら、擁護される方の書き込みがありました。その意見もわかりますし、尊重しますけど、私の経験上から言わせてもらうと、ここほど莫迦で使えなくて、頭が悪くて救いようのない企業は北半球のどこを探してもないとここに断言するものであります。


件の日記で、クレジットカードに向けての支払い800ユーロが時空の彼方に消えてしまったことは書きました。で、数日以内に連絡するというので待っていたら、その数日後に連絡が来まして、「支払いはクレジットカード会社に届いているもののまだ調査中なのであと数日待ってほしい」と言ってきた。それから後数日どころかもう3週間以上たっているのだが連絡がない。こりゃ電話じゃラチがあかんと思って苦情の手紙を出したのが2週間ほど前。それ送った手紙も含めて以来なしのつぶて。仕方ないから、今日電話してみた。


私:「かくかくしかじかこーゆーわけなんだけど、800ユーロの支払いは見つかった?」
係:「いえ、届いておりませんが?」
私:「私の苦情の手紙は?」
係:「…受け取ってないようですが」
私:「2週間前に送った手紙を受け取ってないってどーゆことよ?」
係:「どちらに送られました?」
私:「クレジットカードに書かれているダブリンの住所だけど」
係:「私どものコールセンターはキルケニーにありまして」
私:「だから?じゃあダブリンに送った手紙は誰もチェックしないわけ?そもそも10月の時点でそちらから連絡があると聞いてもうかれこれ1か月ほど待っているんだけど」
係:「そのような記録は、こちらには残っておりませんが」



そう。1か月前のやりとり、まったく記録されていない模様。あんだけ何回も電話したのに。こいつら一体何やってんの?


実は、もう一件全く別件でこいつらBank of Idiotとケンカしてます。引っ越して、家賃の引き落としをネット上で申し込んだところ、確認の手紙が暗証番号付きで届くとのこと。いつまでたっても届かない。最初の電話では「送ったからもうすぐ着くよ。大丈夫だよ」と言われ、二回目の電話では、頼んでもいないのに「スーパーバイザーから折り返し今日中に電話します」と言われなしのつぶて、3回目の電話では「もう1回リクエストを出せばー」とデタラメを言われる始末。で、2回目の電話で気づいたことは、こいつらまたシステムの備考欄に何もデータを残していないという事実。


たとえば、私の勤める会社、コールセンターもあります。で、ここで電話を受けたら、ちゃんとアカウントの備考欄に会話のあらすじを残してます。そうしないと次に電話を受けた係が前の係と違った発言をしたりとか、ズレた発言をしかねないので。当たり前のことですよね。それすらこのくされBank of Idiotはできてないという。で、さっきのエージェントの会話は、さらにひどいとこに行きはじめまして…


係:「お客様は過去2か月ほど支払いをされておりませんので、お客様のケースは債権回収課に行こうとしております」
私:「だからさ、800ユーロ払ったの。で、そちらが調査の上連絡するって言ってそれっきりなしのつぶてになってるわけ」
係:「しかし、そのような記録は…」
私:「あのね、800ユーロを払ったことはアカウント上で明らかでちゃんと証明できるの」
係:「こちらではその事実は確認できませんのでお客様の銀行の支店とお話をしていただく必要があります」



ちなみに、私、とことんまで呆れつつも声を荒げたりとか下品な言葉を使ったりしてません。あくまで落ち着いてわざと一語一語をかみしめてゆっくり話してます。こーゆー時に声を荒げたりとか下品な言葉を使うと、逆ギレされるいい理屈になると私は考えているのです。


たとえば、「そのような言葉を使う方とは話ができません」とかいう切り返しができるでしょ。私の考える一番手ごわい相手とは、理路整然とていねいに話す人。で、私はBank of Idiotの莫迦さ加減に改めて呆れかえりながらもそーゆ理路整然な人を演じながら話を続けます。


私:「あのね、今やっている会話と全く同じ内容を先月すでにしているわけ。そのうえで、そちらが私に連絡をしてくると約束してるわけ。なんで、話が先月の時点に戻るわけ?」
係:「つまり、お客様の側では銀行の支店に連絡をするつもりはないとおっしゃるわけですね」
私:「ありません。実際、あなた方(クレジットカード会社)もBank of Irelandで同じ組織ですよね。なぜ横のつながりがなくて、かつ、あなた方自身でも以前の会話の記録が残っていないんですか。あなた方のカスタマーサービスってのはその程度なんですか」
係:「少々お待ち下さい」



待たされること数分。


係:「今、スーパーバイザーに確認しましたところ、お客様の側で支店と確認していただく必要が…」
私:「明確に拒否します。そちらでやって下さい」



…こうやって活字にすると、私、かなり嫌な客ですね。が、これだけのことをやっても記録は残ってない、蛙の面に何とやら状態なのは過去の経験から明らか。


で、再び待たされること数分。きっと電話の向こうで、「ろくでもない客」とかさんざん悪口を言われていることは容易に想像がつきますが。


係:「お待たせしました。ではこちらでお客様の支店と確認の上折り返し電話をいたします」
私:「いつ?」
係:「明日、必ずいたします」



…というのが現状。さて、どうなりますやら。




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