なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
2006年10月02日(月) |
月夜ばかりじゃねーからな>くされEircomにSmart Telecom |
こうこういうことを書くとまた怒られるし、波風も立つのでできるだけ書かないようにしているのですが、でも今日だけは言いたい。アイルランドってホントにダメな国ですね。実は、今日の日記と翌日の日記はとことん暗い内容なので、そういうのを読みたくない方はどうぞ今日の日記は読まないでくださいませ。
決戦の木曜日の後、結局ひでかすが気に入った細切れの家に住むことになった私たち。日曜日に引越しが完了するかと思いきや、5年だか6年のうちにたまった荷物(別名ゴミ)は半端じゃなく多く、ひでかすと私は先週の月曜日に半日休みを取って前の家の掃除。夕方の8時までじっくり7時間もかけて家の掃除。前の大家はきれいになった家に非常に満足した様子で、敷金を全額返金してくれました。
ちなみにアイルランドの感覚では、退去するからってそんなにきれいに掃除をする必要ってないんですよね。そんなことをしなくたって敷金はよほどのことがない限り返ってきます。だけどさ、やっぱり、日本のいい常識はこっちにも持ち込みたい。お互いにシアワセに大家と店子の関係を清算できるならそれに越したことはないじゃあないですか。
で、電気、ガスなどの引越しはあっさりとうまく行った。が、電話・インターネットに関してはとことんまでトホホという結果になった。というか、引越しをして10日近く経ってますが、うちには未だに電話もインターネットもありません。
基本的な問題としては、この家、Eircom(日本で言えばNTT)じゃなくてSmart Telecom(同じく新電電系の会社=ってこんな言い方もうしないのか)。で、大家はSmart Telecomとの契約を先週の火曜日の時点で解約。ところが、Eircomいわく、この家は未だにSmart Telecomと契約してるから私が電話を使うのは無理だという。で、Smart Telecomはもう契約は解除していると言い張る。要はどっちの会社も無責任でまったく責任を取ろうとしてないわけで、とばっちりを受けているのが私というわけ。
くされEircomの悪口は私が言うまでもないと思うが、もう本当に終わっているというレベル。電話をするたびに違うことをいわれる。一番最初に電話をしたときは15分ですべては完了するといわれた。二度目では24時間以内といわれ、3度目では72時間。4度目ではブロードバンドは一度解約しないとダメといわれた。もうこれだけでダメダメなさぽせんであることは自明でして。もうすでに10回近く電話してるけど、電話するたびに一から説明しなおし。どうやら前のエージェントからの引継ぎとかそういうことはしないらしい。同じことを何度も言い飽きた。
今日1時間かけてSmart TelecomとくされEircomに電話をかけて改めて痛感したことは、この国は本当にいい加減王国。だーれも責任をとろうとしない。各社のエージェントはみんな口からでまかせばかりだから人によって言うことがばらばら。くされEircomの自称スーパーバイザーに至っては、自分の名前を言うことすら拒否する始末。そこまで自分の言ったことに責任が取れないのかとあきれるを通り越して悲しくなってくる。
私だってここに7年だか住んでるから、ある程度の我慢はできる。だから10日間待った。そんなある意味我慢強い私をしても、もう今回の件ではとことん嫌気が差しました。
アイルランドは肩の力の抜けた本当にいい国だと思います。だけど、この肩の力の抜け方は、言い換えるとただのいい加減なわけで。今回のような問題が起こると、怒るのではなく情けなくなってきます。こういう約束を守れないデタラメ・いい加減な連中がはたしていつまで現在のバブルという名の我が世の春を謳歌できるか、他人事ながら気になります。
ただ、一言だけ言わせてください。
月夜ばかりじゃねーからな>くされEircomにSmart Telecom
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