なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
2006年09月12日(火) |
ざけんな不動産屋...ダブリン家がある!シリーズ3その(3) |
怒ってます。かなり怒ってます。いきなりですが、大声で叫ばせていただきます。
ざけんな、ダブリンの不動産屋
こいつら、やる気あるの?人をバカにしてんの?一体なんなの?
…はい。感情的になっても仕方ないので、一から説明させていただきます。
daft.ieに出ている広告を見て、数件に電話しました。daft.ieを見たところ、広告の8割方は不動産屋が出していて、残りの2割が大家が直接広告を出している感じ。
まず、ある不動産屋に電話。ケータイの番号を指定していたので、そこにおとなしく電話。
一回目。無視。 二回目。無視。 三回目。無視。ゆえにSMSを送る。無視。
別の不動産屋の営業のケータイ。
留守番電話。メッセージを残すも無視。
お前ら、仕事してないで、パチンコにでも行ったか?それとも、愛人とご休憩か?(←日本じゃないんだから)。
さらに別の不動産屋。
私:「Siobhanさんお願いします」 相手:「私です」 私:「XXのアパートに関心を持っているのですが」 相手:「少々お待ちください(保留音)。(機械の声)発信音のあとにお名前とご用件を…」
…なぜに留守番電話に?お前、自分がSiobhanって言ったじゃねえかよ。
1時間後、また電話。同じ結果。留守番電話にメッセージを残す気にもならず。
さらにさらに別の不動産屋。
私:「XXのアパートの件で電話をしたのですが」 相手:「今担当者が不在なので、折り返します。名前と電話番号を教えてください」 私:「Snigelと申しまし…あれ、もしもーし、もしもし…」
…電話切られたよ。なんでだよ?
もう一丁別の不動産屋。
私:「もしもーし」
電話の向こうは子供の叫び声等雑音だらけで話せる状況じゃない。
相手:「1時間後に電話して」
1時間後。
私:「もしもーし」
相変わらずうるさい。
相手:「1時間後に電話して」
…永劫回帰の罠ですか?
でさらに1時間後。
私:「XXの件で…」 相手:「今日はもう仕事終わったから明日電話して。ガチャ」
お前が1時間後に電話しろといったんだろうが。
もう読者様は呆れ果てていると思いますが、駄目押しで更にもう一丁。私としては、呆れはしても「アイルランドはこういうものだ」と驚かないという自分に驚きましたが。
私:「XXのアパートはまだありますか」 相手:「今日の夕方5時半に内見するからその時間に来てください」 私:「5時半まで(ひでかすが)仕事なのでもう少し遅い方が助かるのですが…」 相手:「10分くらいなら待つけどそれ以上は待たないわ。ガチャ」
別の不動産屋。なぜか、「連絡はSMSでのみ」と最上段に構えた但し書きがある。SMSを送ると意外にも返事が来た。まあ、上のようなトホホ不動産屋ばかりだから、それに比べると返事が来たことは素朴に慶賀に絶えないのか。
SMS:「午後6時より内見会。現地集合」
で、行きましたよ。午後6時に。
なんじゃ。確かに街に近いからかもしれないけど、6組くらいの人間が待ってる。
不動産屋のおねえさんがやってきたのは午後6時20分(相変わらず時間にいい加減なアイルランド人)。中に入ると、おーい。まだ誰か住んでるじゃないか。そんな中に10人以上の人間が、わさわさと入っていき、それを現住人が見守る光景は…まさに異常。
不動産屋のおねえさんは、ひどいもんで、「はい。興味がある人はここに名前と電話番号書いてね。興味がない人はお引き取りくださーい」
…興味があるもないも、具体的な質問とかができなきゃ話にならんよ。実際。
というわけでここもボツ(まあ競争率高かったから取れなかったろうけど)。実は、ここがボツになったのは別の理由もありまして。それは、ここが…
シンドラーのリフト採用!
これはまあ、冗談なんですけど、このリフト、なぜかテンキーがついてます(用途不明)。もしかすると、シンドラーのリフトだから床から30センチずれたりしたら、このテンキーで調節するのかな(ないない)。
とにもかくにも、家を借りるくらいならともかく、一生でいちばん大きな買い物といえる家を買うときにこんな不動産屋どもを使わなければならない方々に、私よりお見舞い申し上げます。
お先真っ暗ながら続く。
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