なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
2006年08月22日(火) |
朝のDorset Streetで交通事故。 |
どこの国もそうなのかもしれませんが、交通に携わる警官は感じが悪いと思いませんか。アイルランドもそうです。もとい、ことアイルランドは態度が必要以上に悪いと思います。
いちばんタチが悪いのが白バイ警官。用もないのにサイレンを鳴らして緊急走行したり、そうでなくても通常時ですら信号は守らない、すり抜け・割り込みは当たり前、そして、一般ドライバーには命令口調と、権力を隠れみのにして意味もなく威張っているというか、あえてはっきり言えばどうしようもない連中です。
今朝も、白バイが私の進行方向とは逆に市中心部方向から郊外にサイレンを鳴らして向かって走り去っていきました。
また意味もなく緊急走行して…とは思ったものの、ものの数分後に同じ白バイが別の白バイを連れて戻ってきました。また、VIPの護送かよ。
そう、政府関係の要人が乗った(と思われる)黒塗りの高級車から、スポーツチームが乗った(と思われる)バスに至るまで、いろんな車が白バイに先導されて、赤信号無視、対向車線もゆけゆけどんどんで走っているのをよく見かけます。今日もそうかと思いきや、白バイに先導された車はなぜか空荷のレッカー車。
それから5分後、まだ学校が夏休みで、道路は空いているはずにも拘らず、Dorset Streetで渋滞に巻き込まれます。ん?なんだ?と思っていると、ラジオの交通情報では
「Dorset Streetでは車が横転のため渋滞です」
で、渋滞のケツからならんで僅か数分で、事故現場が見えてきました。ちなみに、赤い柵は中央分離帯設置工事のためのもの。何を血迷ったか、ただでさえ狭いDorset Streetに中央分離帯を設けて、狭い道をさらに狭くしようというのだから恐れ入ります。
それから1分後に事故現場に到着。
すでに事故車両はレッカー車に積載済み。
ええっ!アイルランドにしては信じられない早業。
レッカー到着から数分で事故車両は撤去完了。
…そうですか。白バイ警官もいちおうちゃんと仕事をしているのね…ということを認めざるをえない朝でした。ちなみに、会社には5分チコクをしましたが、誰も気がついてませんでした(こらこら)。
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