なべて世はこともなし 日記アーカイブ(インデックス)へ|前日の日記はこちら|翌日の日記はこちら |アイルランド真実紀行へ
私にはあまり大きな声で言えない趣味があります。 たとえばここ犬鼻隧道。 詳しくは、さっきの相互リンク先の「ORRの道路調査報告書」に任せるとして、こんなとこをはじめとして、この半島に残る国道沿いの廃道などを探索して一日楽しく過ごしました。 そんな中で、この半島は実に謎の多いところだと思わされたこと。半島の海沿いの国道を通っていて発見。 なんじゃこりゃ? …って何がおかしいのという方に解説すると、私が引っかかったのは信号の名前。まあ、信号に名前がついてるのって珍しくないですよね。「大関横丁」とか「赤土小学校前」とか。推定ですが、これって各自治体の独自の判断でやっているのではないかと思います。 ともあれ、便利でいい考えだと思います。どこか目的の場所を説明するときに、「道潅山入口の信号を右折して…」なんて言えばわかりやすいし目印になりますし(ちなみに、以上の地名は某所に実在します)。だけどさ、 みなと ってなんだか名前のつけ方が壊れてないか? 気になったので、その「みなと」交差点を山に向かって左折。その数百メートル先に出てきた交差点は…。 よつかどくん をい! この信号の名前がありなら、全国の交差点の約7割(推定)はよつかどくんと名付けてもいいということになるんじゃないのか? そこからさらに数百メートル進むと なかよし そして、最後に おれんじくん もうこうなると名付けのセンスとかそういう次元の話じゃない。 このO分県の某自治体、変だよ。 ちなみに、「おれんじくん」はこの広域農道が「オレンジロード」と名付けられているからだと思われますが、それにしてももはやコメント不能な壊れようです。 信号つながりでおまけ。 ダブリンのBaggot Streetにある信号機。 これ、私が知る限りでは、ダブリンで唯一残ったかなり貴重な旧型の信号機です。何がすごいって赤信号に STOP って書いてあるんですよね。その昔信号機が珍しかった頃、アイルランド人はSTOPと書かれてないと赤信号の意味が分からなかった…そんなことはないと思いますが、ちょっと気になります。なんでいちいちSTOPって書いてあるのか。ともあれ、この信号、かなり近いうちに撤去されると思われるので、鑑賞されたい方はお早めに(そんな人いないか)。
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