なべて世はこともなし
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2006年03月14日(火) 某靴屋でふと思ったこと

土曜日に、友人と食事をしに街に行ってきました。昼日中、O'Connell Streetを歩いたのですが、あの騒動はすでに過去のことになってしまったのか、あれだけ荒れ果ててた通りもいつの間にやら元どおりに。ホントにあの騒動が2週間前にあったのか疑問にすら思えてきました。


そんな中で向かったのは、O'Connell Streetにある某靴屋さん(該当するところは2軒しかないので、バレバレといえばバレバレ)。探し物があったのです。


土曜日の昼間だというのに店員さん2名は暇そうにくっちゃべってます。ひとりは推定スペイン人でもうひとりはアイルランド人。私は迷わずアイルランド人の店員さんに話しかけました。多分、スペイン人の店員さんは臨時雇いとか、勤めて間もないとかで、アイルランド人の店員さんの方がモノを知っていると踏んだわけ。


私:「すいません。OOがXXなのを探してるんですけど」


すると、そのアイルランド人の店員さん、私が言ったことをオウムのように、スペイン人の店員さんに伝える。


アイルランド人:「このお客さん、OOがXXなの探してるんだって」


するとスペイン人の店員さんは、


スペイン人:「ああ、OOがXXなのはもう★★だから…」


とすらすらと私が求めていた答えをくれた。


これだけのことなんだけど、あとでこの事を思い出して嫌な気分になった。なぜ、自分はスペイン人の店員ではなくアイルランド人の店員に話しかけたのだろうかと。


考えすぎといえばそれまでなのかもしれないけど、私は頭の中で瞬時に「スペイン人はガイジンの店員だからアイルランド人の店員のほうがモノを知ってそうだ。スペイン人なんだからきっとここに長く勤めてるとも思えないし、きっとアイルランド人の店員に話しかけたほうが正解」なんて考えたに違いないのだ。これって、普段私がアイルランド人にやられたらかなり腹が立つことなのだ。


例えば通りを歩いていたら道を聞かれる。その時に訪ねられるのは、必ず私ではなく隣りをいっしょに歩くアイルランド人。そのアイルランド人は道などほとんど知らなくて、私は(特に北側なら)かなり詳しく案内できる自信があるのだが、相手は「ああ、あいつアイルランド人じゃないから道など知らないだろうな」と勝手に判断して、私に道を聞いてこないわけ。そんあことがあるといつもむっとしてるくせに、何のことはない、自分でも同じことをしてると呆れてしまったわけ。反省してます。






前日の日記、意外なほどに反響がありました。ありがとうございます。読者さんからの報告によると、某地方都市では…


家庭用ウィーリービンも黒・緑・茶とあって、黒は一般ゴミ、緑はペットボトルを含むプラスチックゴミ(全部ではありませんが)と紙類、テトラパックなど、茶は生ゴミ類。1週間置きに黒・緑・茶と順に回収していき、回収料金は黒ビンはなんと7.5ユーロ、緑ビンと茶ビンは1.5ユーロ。


と回収してるそうです。なるほど、アイルランド国内でも地域格差があるようです。

オフ会。参加者がかなり少ない感じです。東京・ダブリンともお気軽にご参加を。





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