なべて世はこともなし 日記アーカイブ(インデックス)へ|前日の日記はこちら|翌日の日記はこちら |アイルランド真実紀行へ
土曜日の昼下がり、FASのOpportunities 2006へ行ってきました。 初めて入ったCroke Park Stadiumは割ときれい。 試合なんかがあると汚れるんでしょうが。 あまり期待はしないで行ったのですが、まあ、大した会社も来てなきゃ、興味のあるコースがあるわけでもなし、ひでばかすとふたりで30分ほどで早々と退散。そのままうちの近所のパブへ。 このパブで信じられないものを見ました。 ちょっと隠し撮り バーのシェフと客がカウンター越しに賭けポーカーをしている。ちなみに掛け金は5ユーロ。 言わずもがな違法です。良くは知らんけど、これが当局にバレたら、多分パブは罰金とか悪くすると営業停止とかまずいことにあるのではないかと思う。パブでバーマンにトランプをして怒られている人は見たことはあるけど、パブの内部の人間が堂々と昼日中に賭けポーカーをやっていると言うことにはさすがの私もびっくりしました。 で、翌日の日曜版の新聞を見て唖然。 なにこれ?某掲示板で拾ってきた動画リンク どうもダブリンで北アイルランドから来たオレンジ党グループがデモ行進をしようとして、それに一部の人間が乗じて暴力で対応して一部が暴徒化した模様。 人の話や新聞を総合すると、なにやらこの暴徒化はかなりの確信犯で行われたらしいです。こういう言い方はどうかと思うけど、この暴徒なんて政治的な背景があるというよりはむしろただ騒ぎを起こしたかっただけではないかと。で、群集心理で車を燃やして、ついでNikeのランニングシューズがほしいもんだから目についた靴屋を襲ったのではないか。あえて、はっきり言えばアホですよ。こいつら。 で、もっとアホなのは、こんな暴動があったことすらつゆ知らずに、なんで今年のOpportunities 2006の人出が少ないなあと思っていた私かと。私より気づくのが遅かったひでばかすはもっとアホタレですが。 遠く日本にいるうちの親ですら、このニュースを知っていたので、アイルランドに対する印象の悪化は避けられないような気がします。観光がかなりの外貨収入の源となっている国ですから、この影響はあとでボディーブローのようにじわじわと聞いてきそうな気もします。ま、自業自得といえばそれまでですが。
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