なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
2005年11月03日(木) |
運だけで生きている?やたらと悪運の強い私 |
トップページからお情けでリンクしているうちの同居人ひでかすのブログ、「別冊アイルランド真実紀行」人がリンクしてあげてるにも拘らず(居丈高)更新が滞ってます。2週間ほどインドに行って、ようやく月曜日に帰ってきたと思ったら、今日、「弟の結婚式だ」とやらで日本に行ってしまい、来週の水曜日まで帰ってこない。ちなみにアメリカ経由でダブリンに戻ってくる彼は、実質4日しか日本にいない計算になる。で、ダブリンに帰ってきたと思ったら、翌日またインドに行くらしい。ほんで、1ヵ月後にインドから帰ってきたら、その足で日本に行き…。
インド=日本=アイルランドをまたにかける国際派ひでかす
…ってさあ、うちの家賃払ってるだけ無駄じゃないのか?と突っ込みたい。こうやって書いてるだけで疲れ果ててしまいました。
そんなひでかすに朝の5時にたたき起こされたのは私。
ひでかす:「空港まで乗っけていって」
てめー甘えんじゃねえ。路線バスで行け!
と言わずに空港まで送った私は偉いですよね。偉いと言ってくれ。ひでかすは
ひでかす:「今からどこに行くんだっけ」
と本気とも冗談ともつかないことを言ってましたが。
人のことばかり言ってますが、私もひでかすに負けず劣らずのアホアホぶりです。
10/14の日記で書いたとおり、私、5月か6月に安さに釣られてデュッセルドルフ行きの航空券を買ってすっかりと忘れていたつける薬のない私。しかも、夕方の便を予約したつもりが、朝の便を予約している。すなわち、エアリンガスのデュッセルドルフ行きは毎日2便。朝の7時ごろ出るやつと夕方の5時くらいに出るやつ。で、いつも夕方の便に乗って、午後9時に空港を出る最終のICE(特急)でハノーバーに向かうわけ。この方法だと会社で通常どおり仕事をした後に移動ができるから時間に無駄がない。かくして私はこの夕方のデュッセルドルフ行きの常連客なわけ。
で、6月の時点ではどうやら、安さだけに目が行って、間違って朝の便に予約をしてしまうという大ボケをかましてしまったわけ。「木曜日と金曜日の休みをちょうだい」とマネージャーに言ったら、マネージャー、見事におかんむりだし…無理もない。先週まるまる1週間休んだばかりだもんね。
やむなし、風邪でもひくか(ズル休みができるという点ではアイルランドは本当にいい国)と決めて、ドイツ国鉄のチケットをオンラインで買うことに。そのために正確なヒコーキの到着時刻を知ろうとエアリンガスから届いた「スケジュール変更のお知らせ」を見てみた。
ちゃんと朝ではなく夕方の便に予約されている。
なんだ、オレはそこまでアホじゃなかったんだと思い、ドイツ国鉄の午後9時発の最終の新幹線を行きにする往復券を購入。
ここまでは今週の初めの話。昨日になって何か変だと思い航空券の再確認をしてみる。
手元に残っている予約時のプリントアウトによると6月の時点では間違って朝の便を予約している。で、エアリンガスから来たスケジュール変更のメールは夕方の便の予約になっている。
?
狐につままれたような気分になり、エアリンガスのサイトに行って気がついた。
朝の便がキャンセルされている。
そう、もともと大ボケで間違って予約していた朝の便がキャンセルされて、その代わりに夕方の便に振り替えられたわけです。
何たる運のよさ。私の人生運だけで生きてるってホントだな。
…ただ、この事実にもっと早く気がついていたら、このチケットキャンセルできてたな。ドイツ国鉄のチケットを買ってしまった以上もう変更はできない。それにしてもそういう重要な変更なら、もっとちゃんとわかりやすいメールを送ってほしいと思う、自分がちゃんとメールを読まないことを棚に上げて人のせいに使用とする私。
で、話はここで終わらない。
このデュッセルドルフ9時発のハノーバー行きの最終のICE。この列車以上に乗り心地のいい列車はないと言い切れます。なにせ、がーらがら。すーかすか。1両に2人とか3人しか乗ってないんじゃないだろうか。いつも、食堂車で軽く食事して、そのあとコンパートメントで長くなって寝るというのが定番。おかげでこの3時間近い旅はまったく苦にならない。
で、すでにクリスマスも全く同じ旅程(つまり夕方のデュッセルドルフ行きのヒコーキに乗る)でチケットを買ってます。で、来週のチケットを買ったついでにクリスマスのチケットも買おうと思ったのだが思わぬ問題発生。
このICEの運行終了。
ええと、注意深く読まれた方はお気づきかもしれませんが、私、このICEが最終と書きました。そう、夜デュッセルドルフに着いてもその先の列車がないのです。
…どうしよう。
ヒコーキの変更はもはや無理。私、この往復券を100ユーロで買ったのですが、現在同じ旅程は350ユーロするようです(つまり、値段が跳ね上がった)。夜行列車もあるにはあるが朝の3時発。まあ、ヒコーキと列車には何のつながりもないのだからこうなっても文句のいいようがないけど…ああ、その昔、ロンドン経由でハノーバーまで一気に飛んでいた頃が懐かしい。「point to point」(単純にA地点からB地点に移動するチケット)が主流になった今、乗り継ぎのチケットは高くなって実用的じゃなくなってしまったのだ。
ま、なんとかなるべ…と、また、運だけで解決を狙う能天気な私。
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