なべて世はこともなし
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2005年09月22日(木) 高名の木登りを体験するワイト島旅行記(1)

ワイト島、行ってきましたよ。ひでかすが、それこそ地上の楽園のごとく言うので、どんなとこかとかなり期待しましたが、…期待しすぎました。私としてはスコットランドの地の果てのほうが性にあってます。


まず、泊まったのはSouthampton。ここに来るのは2度目。と言っても、手違い間違い勘違いで一度空港に来たのみ。詳しくは、ここ読んでね。それにしても、今、この2001年に書いた上のリンク先の自分の日記を読み返したけど、これまた古き良き時代ですなあ。エアリンガスにホットミールがあった?キャンセルでたった30分早く着く他社便に振り替え?今じゃ絶対にあり得んと言い切れる。


そんなSouthamptonで発見したもの。






パブです。何が珍しいかって






イギリスでもセコムしてますか?


いやー、イギリスでセコムを見るなんて思ってもなかったのでちょっとびっくり。…それだけ。まあ、ジャブ程度に流してくだされ。今ちょっと調べて知ったのだけど、長嶋さん、我がセコム軍は永遠に不滅なんですな。



で、まあ、ワイト島とはこんなとこです。






個人的に気に入ったのは、ワイト島の西の果て。






この断崖絶壁の駐車場(車を止めたときはよもやこんなとことは思わなかった)に車を止めて






こんな道を1キロ歩くと下のような写真の岬の先っちょに出ます。ちなみに車を駐車場に停めたときに2階建てバスがこの道を発車するのを目撃。おお、こんな断崖絶壁を2階建てバスで走るのはオツじゃあないかと思ったら、逃した4時30分のが最終だったというオチ。ま、歩いて気分のいい道だったからいいけど。


で、着いたのは、






真っ白な岬でしたとさ。ちなみに白いのはイギリス南部名物石灰石。これのおかげで、ポットなどはすぐに真っ白になってしまうらしい...ちゅうかそりゃなるだろうな。






あとは、ストーンヘッジに行ったとか。あ、これはワイト島じゃあなくて本土の話です。


だらだら書いてもしょうがないので以下一切割愛!


ほんでですね、今回、公共交通機関での移動が不便でしかも高いという理由で車を借りたんですよね。借りたのが、National Rent a Carという会社(係争中なのに実名を出してしまうやつ)。そもそもが変だった。この会社だけ、他の会社に比べて半額程度に安いのだ。他の会社が72時間レンタルで80ポンドとかだったのに対し、この会社はなぜか45ポンド。まあ、整備が悪いとかはないだろうし、ちょっとくらい古いのはいいと思って予約。


で、1ユーロしか払っていない私へのあてつけか(被害妄想)ヒコーキは1時間遅れで到着。で、ターミナル1から連絡バスに乗り、さっき降りたばっかのヒコーキを横目に通過し、滑走路の下をトンネルでくぐり、別のターミナルで客を拾い、また空港内を走って着いたレンタカーのオフィス。


ここで待ち構えていたのが、仕事に疲れたやたらに早口のねーちゃん。こーゆー輩を見ると笑わせたくなるのがオヤジ度が高まりつつある私の得意技なのだが、このおねーちゃん、全然笑わん。機械的にほとんどひとりで話し続けてる。


おねえちゃん:「(あーだこーだと説明。半分聞いてない)。それでですね、事故の場合の免責金は過失に関わらず500ポンドになります。この過失を25ポンドの割増料金で75ポンドにできますが、どうされますか」


ハァ?レンタル料金が45ポンドで割増が25ポンド。ざけんな。だいたい、アイルランドで3年も運転してるけど、一回しか事故起こしてないし(起こしとるんかいというツッコミはなしで)高速道路でSouthamptonへ行き、ワイト島をうろうろするだけで事故が起こるとは思えんし。却下。ちゅうか、こうやってあんたの会社は客を集めるのか?他の会社の時の免責割増金は確か3日で10ポンドとかだったぞ。やることがセコいというか。


で、書類にサインして、車の鍵をもらうのかと思いきや、


おねえちゃん:「Bクラスの駐車場に停めてある車、どれでも好きなの乗っていってね」


…初めてです。こういうシステム。


で、夜の高速を1時間かけて、Southamptonへ移動。いやー、イギリスってすごいね。アイルランドと違って高速道路が途切れない!M25(ロンドンの環状高速)なんか片側4車線あるし。アイルランドから来た田舎者の私は素朴に感心。


で、この先は、続く。




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