なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
2005年09月02日(金) |
♪罠、罠、罠で更新できず(陳謝しつつ言い訳) |
ご無沙汰をしてます。気がつけば、更新が完全に滞ってます。言い訳としては、まず、イタリアから友人が1週間ほど来ており、子守りおもてなしをしなければならなかったというのが一つ。
で、そのイタリア人の彼女はイタリアに帰ったのですが、一難去ってまた一難。今度は、来週の旅行の計画を立てなければいけない。これ、私は完全な自爆だと思っている。彼女の誕生日。プレゼントのネタに尽きた私は、イギリス南部に浮かぶ小島「ワイト島での週末旅行をプレゼント」などとほざいて、ワードでテキトーに作った、バウチャーをテキトーに贈って、格安だった航空券を予約してお茶を濁したわけ。なぜワイト島かというと、行ったことはないが、ひでかすがやたらめったら勧めるから。
で、結局そのアイディアで誕生日はうまく切り抜けたが、そのツケが今になって回ってきた。来週出発なのにまだ何の準備もしてない(7月にマルタに行ったばっかりとか、数週間前にベルリンに行ったばっかりだろとかいうツッコミはなしで)。確かに、ロンドンヒースローまでの航空券は確保していた(なんとダブリンから往復40ユーロ=5,200円)。だけどそこから先はまーったく考えてなかった。すなわち、ヒースローから、ワイト島までの移動方法、滞在先、さらにはフェリーなどなど問題が山積。
まず、移動方法。ヒースローからPortsmouthまでの移動って、不便。まず、ガトウィック空港まで連絡バスで移動して、そこから電車。運賃は、ガトウィックまでの連絡バスが片道17ポンド(しかも往復割引がないという罠)。で、ガトウィックからPortsmouthまでの電車での往復運賃は35ポンド(7,000円)。つまり、陸上での移動だけで80ポンド(16,000円)近くかかるという罠。つまり、ふたりで160ポンド(32,000円)かかるわけで。
さらに、平日フツーに仕事をしてからヒコーキに乗ろうというとんでもない考えの私らの到着時刻は午後9時すぎ。バスと電車を乗り継いでいるとPortsmouth到着が午前2時とかになるという罠(しかも、終電に乗り遅れたら、「はいそれまでよ」という罠。
もしかして、私、ヒコーキが往復40ユーロという高慢ちきなイギリス人の罠に見事に嵌められました?
で、高慢ちきなイギリス人の罠から抜け出すべく、いろいろ調査をしたところ、長距離バスサービス、National Expressの往復だと、確かに往復運賃はひとり20ポンド(4000円)程度と、破格に安くなった(鉄道の運賃をチェックした後なので安く感じるという罠)。が、やはり、到着は午前2時とかになるというとんでもない罠。
で、頭に来た私はレンタカーの値段を調べると、マーチクラスの車が4日で、50ポンド(10,000円)というオファーを発見。
ガソリン代まで考えても、レンタカーは鉄道の半額という罠。
斜陽のイギリス鉄道。運賃は高く使えない。これじゃあ、故いかりや長介さんならずとも「だめだこりゃ」と言いたくなる。
レンタカーを確保したところで「次行ってみよー」と、ワイト島での宿探し。ところがこれがまた難航。理由…
来週ワイト島で年に一度のBestivalなるお祭りが開催されるという罠。
やむなく、ワイト島は日帰りとする。で、本土に宿を探すのだが、これがさらに更に難航。何せ、最初の日は、午前2時とまではならないまでも、到着は12時前になりそうな気配。B&Bに飛び込みで行ける時間とは思えないから、ホテルを確保していたい。だけど、ホテルがまた高いのだ。過当競争状態にあるロンドンの方が安いくらい。で、結局予約したホテルは、アイルランド系のホテルという罠。
さらに、フェリーは、最短距離のPortsmouthより、Southamptonの方が安いという罠。
ふと気がつくと、行きはロンドンっ子がテロを恐れる木曜日で、帰りは言わずもがなの9/11という罠。
あ、それでチケットが安かったのね。
…ということなのかどうかは知らんが、確かにこの日だけミョーにチケットが安かったのは事実。こうして、罠だらけのワイト島旅行は来週末の予定。乞うご期待(ってテロとかに期待しないように)。
まあ、こうして旅行の予定を立てるのに忙しいところに、さらに駄目押しで「指さし」の改訂作業という罠。ワイト島に行くまでに終わらせなければいけないという罠。はい、そんなわけで、更新が滞ってました。ご理解をいただければ幸いです。とりあえず、週末は比較的時間があるので連続更新の予定です。
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