なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
2005年04月18日(月) |
楽しいロンドンゆかいなロンドンロンドンロンドンロンドン |
タイトルがなんのことかわからないという方、ま、気にしないで(若いという何よりの証明ですから)。
ロンドンに行ってきました。…日帰りで。
土曜日の朝一便でロンドンに行き、最終便で帰ってくるという旅程は単純往復。なんでこんなことをしたかというと、…安かったのよ。それもびっくりするほど。ちょっとそこの奥さん、スタンステッドでもルートンでもなく、もちろんガトウィックでもないヒースローですよ。ヒースローの往復が税金等を入れてわずか52ユーロ(7000円)。
というわけで、私を含め日本人3人でロンドン日帰り旅行を敢行することに。ちなみに、片道6ユーロしか払っていない私たち(それ以外は税金等)にメシと飲み物が出るこのフライト、こりゃブリティッシュミッドランドさんの大盤振る舞いと言わざるを得ない。
すると直前になって、ひでかすもドタ参。なにせこの男は航空会社に勤めているのでスタンバイで飛ぶことができる。ヒコーキの席が空いてりゃ乗れるという単純明快方式。しかも格安と来たものだ。ただし、今回に限ってはスタンバイチケット(いわば「社内販売」)の方が高かったという罠。
…って、スタンバイチケットより安いコンファームの航空券って何よ?
そんなツッコミを入れつつ、2時間しか寝ないで朝の4時に起き車で空港に向かい、6時45分の出発時間に間に合うよう朝の6時、つまり定刻の45分前にチェックインカウンターに到着。
自分のアホさ加減に改めて気がついた瞬間でした。
前日の日記であれだけダブリン空港の悪口を書いて、セキュリティが厳しくなるかもなんて書いていて、それを自分の問題として捉えてないアホな私。いや、あれだけマスコミに叩かれたら、そりゃダブリン空港は面子にかけてセキュリティを厳しくせざるを得ないでしょ。そこまで考えが及ばず、いつもどおりで朝の6時にカウンターに着いた。すでにチェックインカウンターに並んでいるお客はいない。
で、セキュリティコントロールを見ると
人人人人人人人人人人人人人人人人人人人 人 人人人人人人人人人人人人人人人人人人人 人 人人人人人人人人人人人人人人人人人人人 人 人人人人人人人人人人人人人人人人人人人 人 人人人人人人人人人人人人人人人人人人人 人 人人人人人人人人人人人人人人人人人人人 人 人人人人人人人人人(中略)人人人人人人人人人人人人人人 人 人人人人人人人人人人人人人人人人人人人
という行列ができてまして。いや、上で簡単に(中略)って書いてますけど、その距離たるや、空港の出発ロビー半分以上に伸びているのよ。これがまた。
結局40分待ちましたよ。セキュリティを通過するのに。
で、セキュリティを通過したのが6時45分。…出発時間やんか。で、タイミングを計ったかのように私の名前が呼ばれてまして。
走りましたよ。本気で。
私たちは何とか間に合いましたが、数人乗り遅れた人が出た模様。ちなみに、帰りに聞いたところによると、かなりのお客が乗り遅れて、ダブリンで一泊する羽目になったとか。航空会社は自分たちの責任じゃあないので知らぬ存ぜぬだそうです。
はい、近いうちにアイルランドの空港からご出発予定の皆様。どうぞ空港にはお早めにどぞ。
ほんで、ロンドンで何をしたかというと、ロンドンアイに乗ってきました。一緒に行った友人が言うことが醒めている。
「今までヒコーキに乗ってたのに、なんでまた観覧車に乗るのよ」
確かにそうだやね。
それから、Piccadilly CircusにあるJapan Centreに初めて行きました。いや、イナカの小規模な本屋程度の本を売っているのにはびっくり。そこでひでかすが突然叫ぶ。
「Snigelの書いた『指さし』おいてあるよ」
ホントだ。こんなとこで再会するとはおもわなんだ。売れ残ってるのも悲しいので誰か買ってあげてください。
さらにカムデンタウンのマーケットに行きえらいレア物の、Leonard CohenのCDを発見。数分悩んだ挙句に買う。悩んでいるうちにひでかすとはぐれ、結局空港まで再会することはなかった。ちなみに食べなかったけど、このマーケットでは日本人のおねえさんがタコヤキ売ってたな。
ところで、ただいま、うちの母親+ばーさん+おばさんがダブリンに向かってます。今晩空港に迎えに行ってきますが、早くも弥次喜多道中になりそうな気配。海外旅行超初心者のうちの母親、心配になったのか数日前からケータイからメール攻勢をかけてきまして。
母:「ダブリン空港に着いたら、動かないでじっとしてた方がいいよね」 私:「いや、少なくともヒコーキから降りたほうがいいと思うよ」 母:「万が一空港でSnigelに会えなかったらどうしよう」 私:「公衆電話で私のケータイに電話しなされ」 母:「え?公衆電話ってどうやって使えばいいの」 私:「50セント硬貨を入れてダイヤルすればよろし」 母:「え?50セント?ユーロじゃないの?」 私:「クレジットカードも使える」 母:「え?私のクレジットカード厚くて電話に入らないんじゃないの」
…こんな感じで延々メール攻勢。アイルランドに住んでいる側から言わせりゃなんてアホな質問かと思うけど、考えてみると、海外ほぼ初めての人にヒースローで乗り換えさせてダブリンまで来させようというのは結構酷なことかも。
ちなみに孝行息子な私(自分で言うな)は「ロンドンヒースローでの乗り換え方法」という3枚の写真つきドキュメントまで用意して、入国カードも書名さえすればいいという状態にして送る念の入れよう。この「乗り換え方法」のドキュメント、あまりにいい出来なのでホムペで公開したいのですが、写真等を無許可で転載してたりするのでちょっと無理です。
で、今朝になってメールが届いてまして
母:「ばあさんのパスポートの名前とチケットの名前が一文字違うからロンドンで搭乗手続きやり直さなきゃいけないって」
…知らんがな。
というわけで、1週間の予定の滞在。報告を待たれたし。 日記才人の投票ボタンです(ご協力感謝)
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