なべて世はこともなし 日記アーカイブ(インデックス)へ|前日の日記はこちら|翌日の日記はこちら |アイルランド真実紀行へ
4月5日。Tesco Extra Clarehall 係:「ほら、ここに割引されてるわよ」 私:「それはヨーグルトの分でしょ」 係は本当に面倒くさそうにのそのそと立ち上がり店の反対側にあるカスタマーサービスデスクへてくてく歩いていく。この店、やたらと広いことも手伝いおばさんはいつまで経っても戻ってこないのだ。店はあまり混んでおらず、後ろに並んだ中年のカップルが私の後ろに並んですでにベルトコンベアに商品を並べてしまったことを心底後悔しているのが背中越しに伝わる。…自分は決して悪いことをしている訳ではないけど居心地が悪い。 居心地の悪い数分後、おばさんがのそのそと歩いて戻ってきた。 係:「あの割引は、『ジャーマンサラミ』で、これは『アイリッシュサラミ』なの」 私:「あのねえ、このサラミ、確かに『アイリッシュウィスキーサラミ』って商品名だけど、このメーカー名は『ジャーマンサラミ』だと思うんですけど。ほら。で、かつ、この商品棚に二つで4ユーロと明記してあったんだよね」 おばさんは、深いため息の後再びサービスカウンターへ。後ろに並んでいたカップルは、こちらは舌打ちの後ベルトコンベアに並べた商品をカートに戻して隣りのレジへ。 俺って、何か悪いことをしたっけか? さらに居心地の悪い数分後におばさんは戻ってきて、 係:「じゃあふたつで4ユーロにするから」 毎度のことながら決まりの悪い思いをしました。他のスーパーがこの時間開いていればTescoになんか絶対行かないんだけどなあ。 4月9日。Superquinn Swords The Pavilions Shopping Centre 今日はまともな野菜を求めて私が好きなSuperquinnへ。で、トイレの電球が切れていることをふっと思いだしついでに買うことに。Superquinnでは、必ずレジは二人対応でひとりがレジを打ち、もうひとりが袋にきれいに買い物を詰めてくれるから私はただ、レジを打つのを眺めていればいい。で、Tescoで覚えた習性で値段が表示されるディスプレイを眺めていると、あれ、電球が4.49ユーロになってる。2.49ユーロのはずなのに。 そう指摘すると、私の買い物袋を詰めていた若い兄さんが電球のところまで小走りで行きさっと戻ってきて(所要1分未満)、 係:「すいません。これ、2.49ユーロのはずでした。こちら、無料で差し上げます。申し訳ありませんでした」 …とタダで電球をくれた。 さて、皆様はどちらで買い物されますか?ちょっとくらい高くても、24時間開いてなくてもまともな野菜が手に入り、まともな客として扱ってくれるSuperquinnの方が私は好きだなあ。ちなみに、Tescoでは「万一オーバーチャージされた場合はその商品は無料で差し上げます」って書いてあるけど、一度たりともそうなったことはありません。 ざけんなTesco。そして格安スーパーに押されて経営不振がささやかれるSuperquinn、私はあなたを応援してます。 日記才人の投票ボタンです(ご協力感謝) |